• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成28年6月静岡県議会定例会

中澤 通訓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2016番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(西川直哉君) ストーカー犯罪対策についてお答え申し上げます。
 最初に、現状についてであります。
 警察が認知したストーカー事案は、本年五月末現在二百三十件で前年同期に比べまして三十四件減少いたしておりますが過去五年間の認知件数は年間六百件前後で推移しているところでございます。検挙につきましては、本年に入りましてストーカー規制法違反や脅迫罪などで四十四人を検挙したほかストーカー規制法に基づく書面警告五十九件、禁止命令五件の措置を行ったところであります。
 次に、対策についてであります。
 これまでも警察本部や警察署が危険性や切迫性等を判断しその対応を図ってきたところでありますが、さらに万全を期すため昨年生活安全部に設置した人身安全対策課において警察署が認知したストーカー事案を二十四時間体制で集約しその危険性や切迫性等を個々に分析、判断しており、事案に応じて直ちに本部捜査員を警察署に派遣し検挙措置に当たらせるなど組織的な事態対処に努めているところであります。
 他方、被害関係者から緊急通報があった場合に相談を受けている内容が直ちに把握できるシステムへの登録のほか関係機関と連携し被害関係者の保護対策の徹底を図るとともに、事案が県外に波及することが予想される場合には他県警察との相互連携を図るなど適切に対応しているところであります。
 また、特に緊急を要する被害関係者からの一一〇番通報に際しましてはモニター画面に即時に表示される電話の発信場所に警察官を急行させその安全確保等を徹底させているところであります。なお相談者と相手方のSNSを利用したやりとりについてもその内容から切迫性、緊急性の判断を確実にしております。
 さらに本年六月には、ストーカー加害者に対しましてカウンセリング等の受診を促す精神医学的治療制度を開始したところでもあり本制度の効果的な運用を図るとともに、引き続き関係者の安全確保を最優先とした取り組みの徹底を期してまいる所存であります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp