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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

杉本 好重 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/26/2023番目)
答 弁 者副知事


○議長(中沢公彦君) 森副知事。
○副知事(森 貴志君) リニア中央新幹線建設に関するトンネル掘削土の処理に係るJR東海及び静岡市との調整についてお答えいたします。
 リニア中央新幹線建設に関するトンネル掘削土の処理については、現在環境影響評価制度の手続に基づきJR東海と県地質構造・水資源専門部会で対話を行っているところであります。環境影響評価は制度上事業者が行うこととされており、自らの責任と負担で事業の実施に伴う環境への影響について配慮することとなります。トンネル掘削土の処理についてもJR東海が事業者の責任として地域社会が理解し納得できる環境保全対策を提示すべきであります。
 県専門部会におきましては、科学的・工学的議論を進めるためにツバクロを発生土置場とすることの妥当性や要対策土の処理に関する対応策を事業者の責任として示すことを求めているのであり、JR東海の計画を全て否定しているものではありません。また同時多発的な土石流等の発生などについて具体的に委員からの課題が示されており、課題解決に向け双方の調整が図られるものと認識しております。
 今後とも、専門部会委員の指摘に対するJR東海からの説明を踏まえ対話を前に進めてまいります。
 次に、静岡市を県専門部会に招いて議論を進めるべきとの議員からの御提案についてであります。
 県と静岡市は、南アルプスの自然環境を保全するという共通の目的があり密接に連携してこの問題に取り組んでいくことが重要であります。現在も県市相互に連絡調整を行っているところであり、加えて市のリニア協議会にも県はオブザーバーとして参加しております。現時点では県専門部会への静岡市招聘について具体的な計画はありませんが、御提案の趣旨も踏まえ県市相互の理解に向け一層の連携を図ってまいります。
 引き続き、県民の皆様が抱く不安や懸念が払拭されリニア中央新幹線の整備と大井川水系の水資源及び南アルプスの自然環境の保全の両立が図られるよう全力で取組を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp