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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年6月静岡県議会定例会

深澤 陽一 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2018番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 深澤議員にお答えいたします。
 まずは、サッカーワールドカップで日本代表チームが決勝トーナメントに進出することが決まりまして御同慶の至りでございます。
 私が御答弁申し上げますのは、今後の清水港についてのうち駿河湾フェリーについてであります。
 清水港を出て三保松原を間近に見、世界遺産富士山を仰ぐ世界で最も美しい湾クラブに加盟した駿河湾を航行し、約一時間で世界ジオパークの伊豆、土肥港に至る駿河湾フェリーは本県の観光振興や駿河湾の地域交通に欠かすことのできない航路であります。加えて有事の際の防災面からも不可欠であると認識しております。
 今回の駿河湾フェリーの事業撤退の発表後、六月十八日には自民改革会議の伊豆地域と清水区の選出議員である森県議、多家県議、野田県議、土屋県議そして深澤県議の五名の皆様が存続に向けた要望にお越しいただきました。また二十二日には自民改革会議の皆様から会派としていち早く航路維持に係る緊急要望をいただきました。さらに昨日二十八日、静岡県観光協会、美しい伊豆創造センター並びにホテル旅館生活衛生同業組合の大勢の皆様がお越しいただきまして御要望いただき、各方面の方々からフェリー事業存続の強い要望が寄せられております。こうした皆様の熱い思いを真摯に受けとめ、フェリー存続に向け全力で取り組んでいく決意です。
 議員御指摘のとおり、まずはこの航路のすばらしさを多くの皆様に認識していただく必要があります。そこで県民の皆様にぜひ乗船を呼びかけたく存じます。年間十五万、県庁六千人、三人家族としてそれを春夏秋冬やるとゆうに年間十五万の四分の一ぐらいは確保できるんではないかとすら思っておりますが、皆で支える必要があるのではないかと思っております。そしてその魅力を体感していただきましてサポーターになっていただき、フェリーの運航を支えていただけるように存続に向けて機運の醸成を図りたいと考えております。
 また、関係者が一丸となって利用促進に取り組む必要がありますので、県の観光協会や環駿河湾地域の皆様等と御連携を申し上げ、観光キャンペーンを早期に展開するとともに食やスポーツなどと組み合わせ魅力的な旅行商品の造成をいたしまして、販路拡大の支援などによって誘客を促進し需要の拡大を図ってまいります。さらに来年のデスティネーションキャンペーン本格化いたします。そしてラグビーワールドカップ、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控える中、来年四月以降の切れ目のないフェリー事業の継続に向けまして遅くとも夏休み明け、本年九月末までには対応策を公表できるようスピード感を持って検討を進めます。
 このフェリー航路は、かけがえのないふじのくにの宝とも言える航路でございます。これを後世に残すべく関係市町・団体とも連携いたしまして全力を挙げて取り組んでまいりますので、県議会の皆様の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長から御答弁を申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp