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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年12月静岡県議会定例会

野田 治久 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2018番目)
答 弁 者農林水産戦略監


○農林水産戦略監 (芦川敏洋君)  茶業振興に関する条例についてお答えいたします。
 県は、 昨年度新たな静岡茶の振興策検討委員会を立ち上げ、 茶業団体や消費者団体などの代表者の参画を得て製茶指導取締条例の見直しを含めて本県茶業振興に必要な取り組みについて検討していただきました。 委員会では、 茶業者の主体性発揮を重んじることが大切、 本県茶業の発展を後押しする時代に合致した振興策が必要といった意見が多く、 いわゆる着味着色規制の存続につきましても重要視され、 茶業振興施策と添加物規制を盛り込む新たな条例が必要との提言をいただき、 これを受け県は大きく三つの視点からなる条例骨子案を取りまとめました。
 まず、 一つ目の視点はお茶を取り巻く環境が大きく変化する中、 茶業全体の発展に向けた関係者それぞれの役割や責務の明示であります。 茶業者みずからの経営向上への取り組みに加え、 茶業団体や県、 市町による支援、 お茶に対する県民の皆様の理解と協力が重要であり相互に連携を図って茶業振興を推進する考え方を示します。
 二つ目は、 茶業振興に必要な基本施策の提示であります。
 将来を担う人材の育成と確保や生産者の経営の発展、 消費の拡大、 輸出の促進といった八つの施策の柱を設け、 茶業が直面する課題への対応として例えば抹茶やドリンク茶といった新たな需要に応じた生産販売体制への転換や茶園の整備、 集積による生産性の向上を推進してまいります。
 三つ目は、 茶葉等の製造、 加工及び販売に関する制限として県民の皆様の関心の高い着味着色について引き続き規制し、 本県のお茶の評価の維持向上と信頼の確保を図ってまいります。
 この条例の骨子案につきましては、 茶業者や関係団体等に順次説明に出向いて意見交換を行い先月にはパブリックコメントを実施したところでありまして、 お茶の静岡という財産を次世代に継承してほしい、 今後の具体的な振興策に期待するなどの声とともに着味着色規制の継続に対する賛同もいただいております。
 県といたしましては、 新条例が本県茶業の発展に大きく寄与するよう寄せられた御意見を参考にして条文案を整え、 二月県議会での条例の提案を目指し準備を進めてまいりたいと考えております。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp