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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

中澤 通訓 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2019番目)
答 弁 者くらし・環境部長


○くらし・環境部長(鈴木 亨君) リニア中央新幹線の整備についてのうち、南アルプスエコパークのあるべき将来像についてお答えいたします。
 南アルプスエコパークの原生的な自然環境を有するエリアでは、美しい山岳景観やタカネマンテマを初めとした希少な植物や南アルプスを生息地の世界的な南限とするライチョウなど、南アルプスならではのすぐれた自然環境が永続的に保全されているものと考えております。また人々が暮らしを営んでいるエリアは井川神楽や徳山の盆踊り等の伝統行事、地域で守り継がれてきた在来作物など南アルプスとの共生により築き上げられてきた多様な文化や地域資源がエコツーリズムのほかさまざまな社会活動に利活用されている魅力ある地域になるものと考えております。
 次に、工事の安全性に対する見解についてであります。
 南アルプスの隆起の影響につきまして、中央新幹線環境保全連絡会議専門部会の委員からの質問に対しJR東海は、「トンネル全体で四ミリ隆起することは問題ない。百年で四十センチとしても、移動量に合わせて修正していけば問題のないレベルの数値と考えている」としております。さらに「地震等により局所的に隆起や断層ずれが生じた場合には、現在の技術では対応できないので、地震波を素早く察知し、列車をとめるというソフト対策を充実させることが必要である」との見解を示しております。
 重金属の分布につきましては、専門部会の委員から「元素や一部の重金属の分布が示されている地球化学図があるが、十キロメートルメッシュであり重金属の正確な把握はできない。重金属の確認には地質に含まれる成分を分析する必要があるので、本体トンネル工事に先立つ調査ボーリングは目視等で地質が把握できる方法で行うべきである」との意見がありました。このためJR東海に対し中間意見書で見解を求めているところであります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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