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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年9月静岡県議会定例会

川崎 和子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2023番目)
答 弁 者知事


○議長(中沢公彦君) 川勝知事。
○知事(川勝平太君) 川崎議員におかれましては、県議会議員としての初めての御質問とのことですが、磐田市議会議員としての御経験に基づき、また立派な視点が伝わってまいりまして、堂々たる御質問であったと拝聴いたしました。
 私のほうからは、障害のある児童生徒との共生についてのうち、医療的ケア児・者や重症心身障害児・者への支援についてお答えいたします。
 医療的ケア児・者や重症心身障害児・者の御家族は、休みなく介護に追われるなど大変な御苦労をされておることを承知しております。それを解消するため、地域で適切な医療や福祉サービスの提供体制を整備する必要があると考えております。
 県では、平成二十九年度から在宅の重症心身障害児・者の保護者の負担軽減を目的として、公的病院を中心に医療型短期入所サービスの導入の促進に取り組んでまいりました。その結果、県内六圏域十五か所の医療機関において短期入所が可能となり、昨年度は一日当たり約十四人の方が利用されています。今後も入所可能な医療機関の増加とともに、さらなる利用の拡大に向けた周知に取り組んでまいります。
 また、介護・看護職を対象としたケアスタッフ養成のための研修会や医療と福祉が連携できるよう医療従事者向け障害福祉事業の研修会を開催するなど、重症心身障害児・者の支援に携わる人材の養成についても進めております。さらに本年度からは医療的ケア児等支援センターに保育、福祉、教育等の分野に精通したアドバイザーを配置いたします。困難事例への助言や出張相談を行っております。
 今後は、アドバイザーと各地域において医療・福祉等の支援を総合的に調整する医療的ケア児等コーディネーターとのネットワークづくりにも取り組み、さらなる相談体制の強化に努めてまいります。そのほか、医療的ケア児・者や重症心身障害児・者に対する様々なニーズに対応するため、センターのスタッフの増員やサテライトの設置などについても検討してまいります。
 県といたしましては、今後も親の会や重症心身障害児・者の支援機関により構成される在宅支援推進連絡調整会議などからの御意見も頂きながら医療的ケア児・者や重症心身障害児・者、そしてその御家族が住み慣れた地域で安心して暮らせる共生社会の実現を目指してまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係局部長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp