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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成22年2月静岡県議会定例会
故山村利男君に対する追悼の辞報告事項等
発言日: 02/23/2010
会派名:



    ○出 席 議 員(七十名)
     一  番 大 石 裕 之君  二  番 小田巻   進君  三  番  田 好 浩君
     四  番 中 野 弘 道君  五  番 竹 内 良 訓君  六  番 落 合 愼 悟君
     七  番 藪 田 宏 行君  八  番 勝 又 喜久男君  九  番 戸 塚 久美子君
     十  番 大 塚 善 弘君  十 一 番 源 馬 謙太郎君  十 二 番 大 岡 敏 孝君
     十 四 番 伊 藤 育 子君  十 六 番 阿 部 卓 也君  十 七 番 櫻 町 宏 毅君
     十 八 番 中 田 次 城君  十 九 番 四 本 康 久君  二 十 番 大 池 幸 男君
     二十一番 池 谷 晴 一君  二十二番  田 泰 久君  二十三番 佐 野 愛 子君
     二十四番 植 松 明 義君  二十五番 小 野 登志子君  二十六番 山 田   誠君
     二十七番 宮 沢 正 美君  二十八番 中 沢 公 彦君  二十九番 早 川 育 子君
     三 十 番 小長井 由 雄君  三十一番 蓮 池 章 平君  三十二番 前 林 孝一良君
     三十三番 谷   卓 宜君  三十四番 赤 堀 佐代子君  三十五番 田 島 秀 雄君
     三十六番 鈴 木 利 幸君  三十七番 杉 山 盛 雄君  三十八番 大 石 哲 司君
     三十九番 小 楠 和 男君  四 十 番 林   芳久仁君  四十一番 野 澤   洋君
     四十三番 三ッ谷 金 秋君  四十四番 藤 田   寛君  四十五番 野 澤 義 雄君
     四十六番 岡 本 信 也君  四十七番 込 山 正 秀君  四十八番 中 谷 多加二君
     五 十 番 渥 美 泰 一君  五十一番 植 田   徹君  五十二番 堀 江 龍 一君
     五十三番 鈴 木 洋 佑君  五十四番 須 藤 秀 忠君  五十五番 豊 岡 武 士君
     五十六番 安 間 英 雄君  五十七番 吉 川 雄 二君  五十八番 多 家 一 彦君
     五十九番 中 澤 通 訓君  六 十 番 石 橋 康 弘君  六十一番 天 野 進 吾君
     六十二番 浜 井 卓 男君  六十四番 奥之山   骭N  六十五番 遠 藤   榮君
     六十六番 佐 原 徹 朗君  六十七番 森   竹治郎君  六十八番 岩 瀬   護君
     六十九番 岡 本   護君  七 十 番 大 橋 正 己君  七十一番 天 野   一君
     七十二番 前 沢   侑君  七十四番 阿 部 時 久君  七十五番 鳥 澤 富 雄君
     七十六番 花 井 征 二君
    ○欠 席 議 員(一  名)
     七十三番 大 場 勝 男君

    午前十時三十分 開会   
    ○議長(浜井卓男君) 本日は、初めて迎えた富士山の日であります。その記念すべき日に、ただいまから静岡県議会二月定例会を開会します。
     本日の会議を開きます。

    ○議長(浜井卓男君) 会議録署名議員を指名します。
            池  谷  晴  一 君
            豊  岡  武  士 君
            早  川  育  子 君
     以上の方々にお願いします。

    ○議長(浜井卓男君) 謹んで御報告申し上げます。
     同僚議員の山村利男君には、かねて病気療養中のところ一月一日お亡くなりになりました。まことに痛惜の念にたえません。
     故山村利男君のみたまに哀悼の意を表するため、大石哲司君より発言が求められております。大石哲司君。
           (三十八番 大石哲司君登壇)
    ○三十八番(大石哲司君) 私は議員各位のお許しをいただき県議会を代表して、今は亡き山村利男君のみたまに謹んで哀悼の言葉を捧げます。
     万物創成の春まだ浅き年明け早々のあなたの訃報ほど私たちを驚かせたことはございません。病気御療養中のことは承知していましたが、現代医学のすべてを傾注した治療と持ち前の強い精神力で、あなたは病を克服され必ず必ずこの議場に戻ってこられるものと私たちは確信していました。
     しかし、あなたを知るすべての人々の願いもむなしく、あなたは忽然と、よみの国に旅立たれました。あなたの急逝の報に接し我々議員一同は茫然自失、あなたがお元気だったころの議会壇上での迫力に満ちた質問姿を思い浮かべながら悲しみの涙に暮れています。
     山村利男君は、昭和二十一年八月藤枝市に生をうけ、長じて中央大学法学部に学び、卒業後昭和五十一年より衆議院議員原田昇左右先生の政策秘書となり、自来二十六年の長きにわたり国事に邁進する代議士の補佐役として活躍をされました。
     その後ふるさと藤枝市に帰られ、平成十五年四月の県議会議員選挙に出馬して当選し、中央政界と地域を結ぶ有能かつフレッシュな議員としてデビューされました。公設秘書時代に身につけた鋭敏な洞察力と卓越した行動力は同僚議員衆目の認めるところとなり、一期目にして県議会企画生活文化委員会、建設委員会、総務委員会の副委員長を順次歴任し、二期目には県議会青少年問題対策特別委員会副委員長等を務められた後、平成二十一年度は県議会文教警察委員長の要職につかれました。
     並々ならぬ研究心と持ち前の誠実さで県民の安全・安心と県土を担う人づくりのために、身を粉にして当たっているやさきでのこのたびの夭折でありました。
     あなたは政党人としても、常にみずからのよって立つ位置を認識し強い責任感を持って行動する人でした。昨年夏のあの厳しい国政選挙、照りつける灼熱の太陽もいとわずにマイクを握り続けたあなたの悲壮な姿が私の脳裏に鮮明に焼きついています。既に病魔に冒されていたみずからの肉体を叱咤激励するかのように使命感に燃えて声を限りに訴え続けたあなたの心中を思うとき、私は涙を禁じ得ません。
     政治の世界を離れれば、あなたは生まじめ、かつユーモアを解する笑顔のすてきなすばらしい男性でした。最愛の奥様に先立たれたあとのおひとり暮らしは、さぞおさみしかったのではと推察しますが、そうした様子はおくびにも出さず、御長男の成長を楽しみに、またあなたを慕う御親戚、後援会の皆様の強力な支援に支えられての日常だったと思います。
     私事で恐縮ですが、あなたは大学の同門である私を常に先輩、先輩と立ててくださり、また志太榛原地域という共通基盤の上で常に行動をともにしてまいりました。そして去年からは会派を異にするところとなりましたが互いに切磋琢磨した目的は一つ、あなたが命をかけて進めようとした理想を引き続き前進することを私は改めて心に誓っているところであります。
     あなたも御案内のように国政を初めとした政治の世界は今、大きな変革のうねりの中にあります。地方分権の推進と国、地方のあり方、また産業の振興や社会福祉の充実、生活環境の整備、そして政策秘書時代のあなたが陳情の先頭に立って推進した富士山静岡空港の利活用など、山積する県政の諸課題に県議会も総力を挙げて取り組まなくてはなりません。
     こうした変革期に円熟なあなたを失ったことは県議会、県民にとって極めて大きな痛手でありますが、私たち議員一同は、この議会壇上で訴えたあなたの切なる願いを実現すべく、今後党派を超え会派を超越して、なお一層の努力をすることをここにお誓い申し上げます。
     山村君、お別れは尽きません。どうぞ昇天のかなたより再会を果たされた奥様とともに、あなたが生まれ育ち縦横無尽に活躍された美しいふるさと藤枝、志太平野、そしてふじのくに静岡県発展を見詰め末長く御声援ください。
     大切な大切なお方を亡くされた御子息様を初め、御親族、御一統の皆様のお悲しみに御同情申し上げますとともに、山村利男君のみたまの御冥福を心からお祈り申し上げまして、お別れの言葉といたします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp