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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年4月静岡県議会臨時会

鈴木 澄美 議員(自民改革会)の 質疑 に対する答弁

(質問日:04/28/2020番目)
答 弁 者知事


○議長(鈴木利幸君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 鈴木澄美議員にお答えいたします。
 第七十八号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」についてのうち、補正予算編成の考え方についてであります。
 新型コロナウイルス感染症対策につきましては既に補正予算を組み実行に移すなど迅速な対応を図ってまいりました。一方感染症流行の収束はいまだ見通せず県内経済は非常に厳しい状況であります。このため国の緊急経済対策に呼応して県独自の対策も盛り込む第二弾の補正予算を編成したということでございます。
 具体的には感染拡大の防止策、医療提供体制の整備、学校の臨時休業への対応、深刻な影響を受けている事業者や生活に困っている方への一層の支援など現時点で取るべき対策について全て盛り込んでおります。特に大型連休期間を控え県外からの来訪者を極力少なくするためキャバレー、ナイトクラブなどの遊興施設、パチンコ店などの遊技施設、生活必需品以外の物品を販売する大規模店舗などに対しまして四月二十五日から五月六日までの休業要請を行ったところであります。休業要請に応じていただいた事業者の皆様への協力金、地域の実情に応じて独自に休業等を要請する市町への交付金についても計上いたしました。
 事業者や生活に困っている方への支援といたしましては、資金繰りのための県制度融資や県内中小企業の様々な経営課題の相談に対応する専門家の派遣を大幅に拡充いたします。また収入が減少した世帯への生活資金の特例貸付や家計が急変した高校生の保護者に授業料の減免などを行います。中小企業及び個人事業の継続と県民の皆様の生活を守り抜くための対策を強力に実施してまいります。
 現在本県は感染の蔓延期寸前であります。県民、国民の不安は高まっております。この不安の最大の原因は出口が見えないことであります。政府の政策にも出口戦略が見えません。不安を解消するためには国内において目下治療薬、ワクチンの開発が見通せることであると存じます。
 政府はアビガンについて言及たびたびされておりますけれども、これは抗インフルエンザウイルス薬の薬でありまして、これの転用を進めるとのことでございますけれども、これの確認審査、承認審査につきましてもアメリカやヨーロッパと比べまして極めて長い時間かかっているという印象を受けます。ましてやCOVID―19――新型コロナウイルスに直接効く治療薬、ワクチンの研究開発状況の情報については政府からは国民に知らされていない。これが不安を醸成していると考えます。
 そこで、私どもは四月十七日全国知事会のウェブ会議におきまして新型コロナウイルス感染症に対する治療薬、ワクチン開発の加速に向けた緊急要請を行いました。翌月曜日四月二十日には政府に対してこれを提出いたしました。この件につきまして本県県議会の自民改革会議竹内幹事長から政府与党の関係者につないでいただいたことに対しまして、いたく感謝をしております。まさに正念場であります。この未曽有の危機を克服するため、あらゆる手段を総動員し県民の皆様とともに取り組んでまいらねばなりません。御協力方よろしくお願いを申し上げます。
 その他の御質問につきましては、関係部局長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp