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令和5年12月静岡県議会定例会
知事発言 【 報告事項等 】 発言日: 12/12/2023 会派名: |
○議長(中沢公彦君) ただいまから会議を再開します。
知事に申し上げます。
昨日の伊藤謙一君の質問に対する答弁の際、分かりにくい答弁であったことから私から知事に簡潔に答弁する旨注意したところでありますが、本日午前中の中田次城君のリニア問題の解決策の質問に対する知事の答弁の際、議長が分かりやすい答弁を促しているにもかかわらず知事は明確な答弁をされませんでした。
このようなことが繰り返されることは誠に遺憾であり、議会軽視につながる不誠実な対応と言わざるを得ません。このため先ほどの議会運営委員会において対応を協議したところ、中田次城君のリニア問題の解決策について改めて知事に答弁を求めることとなりましたので発言願います。
川勝知事。
○知事(川勝平太君) 私が会見で話したリニア中央新幹線に係る解決策についてお答えいたします。
私は、現行ルートを前提にした上でできるところから、つまり開通できる状況になった部分から開通させるということが営業実績となり解決策になると考えております。これは現在のリニア中央新幹線の事業計画は二〇一〇年の五月にJR東海が国交省に提出した資料これが国交大臣が事業認可の原案となったものでございますが、そこに開業時期は名古屋は二〇二七年、大阪は二〇四五年、第一段階として名古屋開業後経営体力を回復して速やかに大阪開業に取り組むということで山田社長、柘植社長、金子社長この方針で来られたわけです。この方針に対しまして、できるところからやるということから私は先ほど実験線の延伸、完成が一つの例示になるということで申し上げました。これを変えることは社長にしかできません。以上であります。
○議長(中沢公彦君) リニア問題の解決策の答弁については以上のとおりでありますが、各議員におかれましては、答弁内容に疑義がある場合はこの後の常任委員会または次の定例会でただしていただくようお願いします。
これで知事の発言は終わりました。
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