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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和5年6月静岡県議会定例会
提案理由の説明議員提出議案説明
発言日: 07/12/2023
会派名:


○議長(中沢公彦君) 異議なしと認め、そのように決定しました。
 川勝平太知事に対する不信任決議案の件を議題とし、提出者の説明を求めます。
 五十二番 増田享大君。
       (五十二番 増田享大君登壇 拍手)
○五十二番(増田享大君) 私は、ただいま上程されました川勝平太知事に対する不信任決議案に関し提出者四名を代表しその提案の説明をさせていただきます。
 川勝知事は、令和三年十一月二十四日に静岡県議会の川勝平太知事に対する辞職勧告決議案の可決を受け、同日の報道に対する取材に対し、まずは自らにペナルティーを科すと考えるわけですが差し当たって年末の手当、ボーナスとかそれから十二月の俸給は全額県民の皆様にお返しをすると、返上するというふうにしようと思っておりますと述べ、自身のペナルティーとして期末手当と給与総額約四百四十万円余を返上すると自ら表明しました。その後一年半にわたり条例の変更を提案する機会は多数あったにもかかわらず、知事は議会への上程を行わず今日に至るまで自身で表明した期末手当と給与の返上はなされていません。
 令和五年六月定例会閉会日に知事が発言を求め知事報告を行い期末手当と給与の返上に関して令和五年九月定例会への条例案の提案を表明しておりますが、その発言内容と令和五年六月定例会で明らかになった事柄の間に看過できない複数の虚偽説明と断ぜざるを得ない矛盾があり、度重なる知事の不適切発言も踏まえ知事の発言について一切信ずるにあたわないと判断し、ここに川勝平太知事に対する不信任決議案を提出するに至りました。まずはその矛盾について御説明申し上げます。
 一点目は、知事報告において、給与を返上するための条例案の議会への提案に向けて様々な努力や調整をしましたがと発言されていますが、令和五年六月定例会総務委員会の委員の質問に対し当局から、期末手当等の返上について知事のほうから事務方に相談があったということはございませんと明確に答弁しており、知事報告と明確に矛盾しています。
 二点目は、知事報告において、給与を返上するための条例案を提案したいとの思いはその後も全く変わっておりませんと発言しておりますが、令和五年六月定例会総務委員会の委員の質問に対し当局から、知事が期末手当と給与を返上しないことを報道などで表明したことを念頭に、公人知事として職責を果たすということで思い至ったというようなことで知事が熟慮した結果ということで承知しておりますと答弁をしており、知事報告と明確に矛盾しております。
 これら二点の重大な虚偽の説明と断ぜざるを得ない発言は、自らの度重なる不適切発言に対し知事自らが科したペナルティーにさらなる不適切な発言を重ねるものであり、今回の知事報告をもって根本的に知事の発言に対する信頼性、信憑性、真実性は根本的に損なわれたと言わざるを得ません。
 新型コロナからの回復、物価高騰対策、そして想定される南海トラフ地震、富士山噴火、激甚化する豪雨災害など静岡県の危機管理上の課題が山積する中で、その発言に全く信を置くことができない知事を頂くことは県政運営上の重大な危機であります。
 知事の不適切発言は、令和三年の参議院補選中の御殿場コシヒカリ発言、令和元年十二月のやくざごろつき発言のみならず令和三年の知事選時の女性蔑視発言、平成二十六年九月や平成二十八年十二月などの静岡市、静岡市長、静岡市議会への度重なる侮辱的発言、平成二十六年一月の教育長に対する辞任勧告など挙げれば切りがありません。こうした発言の繰り返しは県民の不信感を招き、関係者との無用な対立を呼び、健全な県政運営を損ね、もって本県の将来を危うくするものであります。
 川勝平太知事は、静岡県民の生命と財産を預かる職責にある者として発言の信頼性を根本的に損なうものであり、不信任決議案の提出に至ったわけであります。
 議員皆様方の満場の御賛同をお願い申し上げ、提案の理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。(拍手)
○議長(中沢公彦君) お諮りします。
 議事日程に追加して、会期延長の件を議題としますが御異議ありませんか。
       (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中沢公彦君) 異議なしと認め、これを議題とします。
 お諮りします。
 本定例会の会期を議事の都合により七月十三日までの一日間延長することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中沢公彦君) 異議なしと認め、本定例会の会期は七月十三日まで一日間延長することに決定しました。
 七月十三日の会議は、議事の都合により午前零時に繰り上げて開くことにいたします。
 議事の都合により休憩します。

○議長(中沢公彦君) ただいまから会議を再開します。
 本決議案に対する質疑はありませんか。
       (「なし」と言う者あり)
○議長(中沢公彦君) 質疑はないものと認めます。
 お諮りします。
 本決議案は、趣旨が明瞭でありますので委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
       (「異議なし」と言う者あり)
○議長(中沢公彦君) 異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 本日の議事はこれをもって終了いたしました。
 次会の議事日程を御報告いたします。
 七月十三日午前零時三十分開議、一、川勝平太知事に対する不信任決議案の上程、二、討論、三、採決。
 本日はこれにて散会します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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