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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年12月静岡県議会定例会

坪内 秀樹 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2019番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○農林水産担当部長(志村信明君) 次世代産業の創出と競争力の強化についてのうち、CSF対策についてお答えいたします。
 十月十八日、藤枝市の死亡野生イノシシから県内で初めてCSFの感染が確認されました。これを受け県では十月二十四日に静岡県CSF防疫対策本部を立ち上げ、養豚農場への侵入を全力で阻止するため全庁を挙げてCSF対策に取り組んでいるところであります。
 まず、養豚農場へのウイルス侵入防止対策を徹底するため家畜伝染病予防法第三十条に基づき県内全ての農場に緊急消毒用石灰を配布し養豚農場の一斉消毒を行いました。また野生イノシシの侵入を防止する防護柵の設置を促進するため国の助成制度に県が上乗せ助成することとし、そのための経費を本議会にお諮りしているところでございます。加えて消毒用の動力噴霧器や畜舎等への防鳥ネットの設置も促してまいります。
 野生イノシシでのCSFウイルスの蔓延防止対策につきましては、藤枝市で感染イノシシが確認された地点からおおむね半径十キロメートル圏内で捕獲を強化するとともに、十一月十三日からその外側で経口ワクチンの散布を実施しております。また山梨県韮崎市の養豚農場でのCSFの発生を踏まえ今月からは富士宮市、小山町などでも新たに経口ワクチンの散布を実施してまいります。
 豚への予防的ワクチン接種につきましては、県内で飼養されている約七万九千頭の豚への初回接種を十一月十八日に完了し、哺乳中のため接種できなかった約一万四千頭の子豚につきましても十一月二十六日から離乳後に接種を実施しております。初回接種の豚につきましては免疫付与が十分でない豚が認められた場合は追加接種を行ってまいります。
 今後も、生まれてくる子豚へ継続的にワクチンを接種していく必要がありますことから、県職員の家畜防疫員に加えまして民間の獣医師を非常勤家畜防疫員として採用しワクチン接種に支障が生じないよう実施体制を構築してまいります。
 CSF対策につきましては、ワクチンを接種してもウイルス感染のリスクが残ることやウイルスに感染した野生イノシシを完全には排除できず養豚農場へのウイルスの侵入リスクが残りますことから、県といたしましては今後とも緊張感を持って国、市町、関係団体等と連携しながら養豚農場への感染防止に万全を期してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp