本会議会議録
議会補足文書
平成31年2月静岡県議会定例会
| 議員提出議案の提出及び採決 【 採決 】
発言日: 03/08/2019
会派名: |
○議長(渥美泰一君) 報告します。書記に朗読させます。
(書 記 朗 読)
議員提出第2号議案「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の提出について
上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び静岡県議会会議規則第14条第1項の規定に
より提出します。
平成31年3月8日
静岡県議会議長 渥 美 泰 一 様
提出者 静岡県議会議員
中 谷 多加二 鈴 木 澄 美 山 本 貴 史 土 屋 源 由
鈴 木 智 林 芳久仁 盛 月 寿 美 大 石 裕 之
江 間 治 人 鈴 木 利 幸
(提案理由)
自転車の安全で適正な利用に関し、県の責務並びに県民、事業者及び交通安全団体の役
割を明らかにするとともに、県が実施する施策の基本的事項を定めることにより、県民、
事業者、交通安全団体、市町及び県が協働して自転車の安全適正利用を促進し、もって歩
行者、自転車、自動車等が安全に通行し、かつ、県民が安心して暮らすことができる地域
社会の実現に寄与することを目的とし、条例を制定するものである。(以下掲載省略)
議員提出第3号議案「静岡県水産振興条例」の提出について
上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び静岡県議会会議規則第14条第1項の規定に
より提出します。平成31年3月8日
静岡県議会議長 渥 美 泰 一 様
提出者 静岡県議会議員
杉 山 盛 雄 野 崎 正 蔵 田 内 浩 之 森 竹治郎
藤 曲 敬 宏 蓮 池 章 平 伴 卓 深 澤 陽 一
中 澤 通 訓 諸 田 洋 之
(提案理由)
県、県民、県内全ての水産関係者が、それぞれの責務と役割において、本県の水産業及
び水産関連業並びに漁村地域の振興を図り、「水産王国静岡」の継続的発展に寄与するた
め、条例を制定するものである。(以下掲載省略)
○議長(渥美泰一君) お諮りします。
議事日程に追加して、ただいま報告した議員提出議案第二号及び第三号を議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渥美泰一君) 異議なしと認め、そのように決定しました。
議員提出議案第二号及び第三号を一括して議題とし、説明を求めます。
最初に、議員提出議案第二号について五十七番 中谷多加二君。
(五十七番 中谷多加二君登壇 拍手)
○五十七番(中谷多加二君) 議員提出第二号議案「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」につきまして、提出者を代表し提案理由を説明申し上げます。
自転車は、県民の生活に欠かせない身近で利便性の高い交通手段として定着をしています。その一方で自転車が関係する交通事故は後を絶たず、平成三十年には三千九百九十二件もの多くの事故が発生をしています。このような事故をなくすためには自転車が自動車と同様に車両であることが認知され、全ての自転車利用者が交通ルール等を遵守することが不可欠であります。また万が一事故が発生した場合に被害者が十分な補償を受けることができるよう損害賠償保険へ加入することも重要であります。
このため、昨年六月に設置されました自転車の安全適正利用促進条例案検討委員会におきまして自民改革会議から提案された条例案について関係団体との意見交換や市町からの意見聴取、県民意見の募集を実施し協議調整を重ねこのたび条例案としてまとまりました。
本条例では、県の責務として自転車の安全適正利用の促進に関する総合的な施策を実施すること、県民の役割として自転車を運転する際に道路交通法等を遵守し安全に通行することを定め、通学に自転車を利用する小中学生にヘルメットの着用を、また全ての自転車を利用する者に自転車損害賠償保険等に加入することを義務づけるなどを内容としてこのたび委員全員で本議案を提出するものであります。
何とぞ本条例の趣旨を御理解いただき、全議員の御賛同をいただきますことを伏してお願い申し上げ提案理由の説明といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(渥美泰一君) 次に、議員提出議案第三号について五十三番 杉山盛雄君。
(五十三番 杉山盛雄君登壇 拍手)
○五十三番(杉山盛雄君) 議員提出第三号議案「静岡県水産振興条例」につきまして、提出者を代表し提案理由を御説明申し上げます。
本県は、恵まれた自然環境と先人たちの努力によって全国有数の水産県としての地位を築いてまいりました。しかし近年は担い手不足や資源状況の悪化など本県水産業の今後の発展に重大な懸念を抱かざるを得ない状況となっております。
そこで、水産王国静岡をさらに発展させるために県や県民、全ての水産業等にかかわる人々が互いに連携をし、本県の水産業及び水産関連業並びに漁村地域の振興を図っていくことが必要であります。
昨年六月に設置をされました水産振興条例案検討委員会におきましては、自民改革会議から提案をされた条例案につきまして関係団体との意見交換や市町からの意見聴取、県民意見の募集を実施をし協議調整を重ねこのたび条例案としてまとまりました。
本条例では、基本理念として水産資源の適切な管理及び持続的な利用、全ての漁業の共存共栄、関連産業の連携による発展、漁村地域の景観などの多様な価値の発揮を掲げその実現のために県が資源管理や人材育成、魚食の普及などの施策を着実に実施することなどを内容としてこのたび委員全員で本議案を提出するものであります。
何とぞ条例の趣旨を御理解を賜り、全議員の御賛同をいただきますことをお願いを申し上げまして提案理由の説明といたします。以上であります。(拍手)
○議長(渥美泰一君) 以上で説明は終わりました。
提案者の説明に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(渥美泰一君) 質疑はないものと認めます。
お諮りします。
本案は、それぞれ委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渥美泰一君) 異議なしと認め、そのように決定しました。
討論については、通告がありませんので、討論はなしと認めます。
これから採決します。
議員提出議案第二号「静岡県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」及び第三号「静岡県水産振興条例」を一括して採決します。
本案は、それぞれ原案どおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渥美泰一君) 異議なしと認めます。本案は、それぞれ原案どおり可決することに決定しました。