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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

佐野 愛子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2019番目)
答 弁 者政策推進担当部長


○政策推進担当部長(佐藤典生君) 豊かなふじのくにづくりについてのうち、財政健全化への取り組みについてお答えいたします。
 政策評価に基づく事業の見直しや未利用財産の積極的な売却などに取り組んだ結果、決算時における財政調整用の基金による補額は平成二十八年度の二百五億円から平成三十年度は四十億円となりました。財政調整用の基金による補を行わないいわゆる収支均衡に向けて着実に進捗しております。
 しかしながら、議員御指摘のとおり海外経済の先行きは不透明感を増し今年度の税収も伸び悩むことが見込まれることから、目標である令和三年度の収支均衡の達成は決して楽観視できるものではありません。このため来年度の当初予算編成におきましてエビデンスに基づく事業見直しの徹底など事業の重点化、効率化を強化するとともに、産業のイノベーションの推進により持続的な経済成長を通じて本県の稼ぐ力を高めるなど中長期的に安定した財政構造の構築を一層進めてまいります。
 今後も地方財政を取り巻く厳しい状況が想定されますが、財政健全化の歩みをとめず不断の歳出の見直しとあらゆる手段を活用した歳入の確保に全庁一丸となって取り組み、収支均衡の旗をおろすことなくその実現に向けて邁進してまいります。
 次に、広域連携の推進についてであります。
 ふじのくにのフロンティアを拓く取り組みについてでありますが、人口減少が本格化する中で持続可能で魅力ある地域を実現するために広域的な視点で都市機能や地域の資源を結びつけていくことが重要であります。このためICT等の技術も活用しながら、これまで整備を進めてきた推進区域等と新たに整備する産業、文化などの拠点が相互に連携、補完し合うふじのくにフロンティア推進エリアの形成に取り組んでおります。
 具体的なイメージで申し上げれば、例えばAIを活用したスマート農業と商業施設等との連携により生産、加工、流通を直結させた地産地消の展開や工業団地と住宅地等を結ぶ再生可能エネルギーの地域循環システムの構築、新たなモビリティーサービスの導入による職住近接の快適なライフスタイルの提供などであり、おのおのの拠点が点にとどまることなく面として発展するエリアの形成を目指すものであります。
 また、実効性の高いエリア形成を着実に進めるため市町の計画策定を助成する制度の創設に加え、ワンストップ相談窓口を設置するなど全庁を挙げた支援体制を整備しております。現在エリア形成を検討する市町と県の関係課、地域局が一体となってそれぞれの地域課題の抽出、整理と有効な解決策を構築すべく協議を重ねております。
 確実に進行する人口減少と革新的技術の進展を見据え、既に進められている市町の取り組みとの相乗効果を高める広域的な圏域づくりの先導的モデルを目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp