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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成25年6月静岡県議会定例会

石橋 康弘 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/26/2013番目)
答 弁 者警察本部長


○議長(中谷多加二君) 島根警察本部長。
       (警察本部長 島根 悟君登壇)
○警察本部長(島根 悟君) 児童虐待から子供を守るための警察の取り組みについてお答えいたします。
 初めに、施策についてであります。
 警察は、児童の生命、身体の保護という責務を果たすため児童虐待を認知した際には、児童の安全確認及び救出を最優先とした対応をとることを基本方針として児童虐待への組織的な対応、児童相談所との緊密な連携を柱とした施策を講じております。
 具体的には、各部門における日常活動において児童虐待情報の把握に努め児童の泣き声を聞いたといったような通報などの虐待が疑われる情報については、速やかに付近住民に聞き込みを行うとともに現場臨場により警察官が直接安全確認を行い、児童虐待の早期発見と被害児童の救出、保護に努めております。
 また、児童相談所を所管する県及び政令二市に議員御指摘の警察への連絡基準を策定していただいたほか、今年度から警察官OBを一人ずつ配置していただくなど相互の連絡体制を確立するとともに、警察官と児童相談所職員が合同で被害児童救出訓練を実施したり全警察署が要保護児童対策地域協議会へ参加するなど連携の強化を図っております。
 次に、その効果についてであります。
 連絡基準が定められた昨年十月以降、これまで九件の緊急連絡をいただいております。これらを含めまして、平成二十五年上半期に警察が把握した児童虐待に関する情報は約八十件であります。これら事案を調査した結果、虐待被害が疑われた約百人の児童について児童相談所に通告いたしましたがうち約二十人については、緊急に安全を確保する必要性を認めたことから警察官が保護の措置をとった上で児童相談所に引き継いでおります。またこれまでに傷害行為等虐待事実が特定できた七事案については、行為者を検挙し児童の安全確保と被害の拡大防止を図っております。
 今後も、こうした取り組みを強化するとともに、児童相談所及び市町の関係部署との連携強化を図ってまいりたいと考えております。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp