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本会議会議録

答弁文書

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令和4年2月静岡県議会定例会

飯田 末夫 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/25/2022番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(山本和毅君) 警察行政の推進についてのうち、令和四年の本県警察の取組についてお答えをいたします。
 県警察では、本年も「県民の期待と信頼に応える警察〜正・強・仁〜」を運営指針と定めた上で、新たに重点目標として人の生命身体の安全を脅かす事案への迅速的確な対応と特殊詐欺被害防止対策の強化推進、地域住民の身近な不安を解消する街頭活動の推進、高齢者と子供の交通事故防止対策の推進、凶悪な犯罪や暴力団などによる組織的な犯罪の徹底検挙、テロ、大規模災害などの緊急事態対策の推進、警察力を最大限に発揮するための警察運営に向けた取組の推進の六点を掲げたところであります。中でも特に大規模災害対策につきましては、昨年七月の熱海市伊豆山地区における土石流災害では甚大な被害が発生をいたしました。いまだお一人の行方が分かっておりません。必ず見つけ出すという強い信念で捜索を続けますとともに、真相解明を求める御遺族の思いを受け止め渾身の思いで捜査を進めてまいります。
 また、南海トラフ地震や富士山の噴火などの大規模災害の発生も予測されております。各種警備計画の見直しを継続して行うとともに、関係機関と連携した実戦的な訓練を着実に実施するなど災害対処能力のさらなる向上に努め大規模災害から県民を守る取組を推進をしてまいります。
 このほか、一般治安対策としては児童虐待事案への対応について児童相談所をはじめとした関係機関との緊密な連携が不可欠であります。県単独措置により警察官を増員するなど連携をさらに深化させ、児童の安全確保に万全を期してまいります。
 さらに、デジタル化の進展に伴って深刻となっているサイバー犯罪や依然として被害が後を絶たない特殊詐欺、高齢者や子供が犠牲となる悲惨な交通事故などについても関係機関・団体や県民の皆様と力を合わせた各種取組を強力に推進し、安全・安心な静岡県の実現に向け全力を尽くしてまいります。
 次に、信号機のLED化の推進についてであります。
 信号機は、令和三年末現在県内の交差点や横断歩道など約六千八百か所に整備されておりまして車両用灯器約四万六千灯、歩行者用灯器約三万六千灯の合計約八万二千灯の信号灯器を管理をしております。このうち信号灯器のLED化については、議員御指摘のとおり進が三八・四%、約三万二千灯にとどまり全国的に見ても整備が遅れております。依然として残る約五万灯が白熱電球を用いた灯器であり、その多くは更新が不可欠な状況となっております。
 LED式灯器は、従来の電球式灯器と比べ灯色がはっきりと見え、交通事故抑止効果が期待できますほか省エネ効果が高く消費電力を大幅に削減できますことから、CO2の排出削減や電気料金の低減効果も期待できるところであります。
 しかしながら、これまでも毎年LED化を進めてきたところではありましたが総予算におけます信号機などの維持費の占める割合が高いなどの理由によりましてLED化に特化した整備が進まない状況が見られたところであります。
 そこで、このたび信号灯器のLED化推進に係る整備計画を新たに策定をしLED化への取組を加速させることといたしました。具体的には令和四年度から十二年度までの九年間で県内全ての信号灯器をLED化すべく更新すべき優先順位の高い箇所から計画的に整備を進めていく所存でございます。
 県警察では、LED化への改良により交通事故の抑止や維持費の削減を図りつつ、あわせて道路環境の変化に応じた信号機の設置見直しを進めますことにより持続可能な信号機の整備に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp