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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年12月静岡県議会定例会

佐野 愛子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/09/2020番目)
答 弁 者農林水産担当部長


○副議長 (良知淳行君)  志村農林水産担当部長。
○農林水産担当部長 (志村信明君)  気候変動に対応した病害虫対策についてお答えいたします。
 県は、 茶や稲、 イチゴなど二十五の作物につきまして病害虫防除所による巡回調査や農作物の主要産地ごとに配置しました七十六人の病害虫防除員による情報収集を行っております。 得られたデータを踏まえ毎月病害虫の発生状況を予測し防除に必要な発生予察情報としてJAの営農指導員、 農薬販売業者、 マスコミ等に提供するとともに、 インターネットを活用しまして農業者等へ周知を図っております。 深刻な被害が見込まれる場合には、 営農指導員や県の普及指導員が生産現場に出向き状況に応じて適切な技術指導を行っているところであります。
 特に、 病害虫の大発生が予測される場合におきましては早急な防除措置を講じる必要があります。 今年は稲でトビイロウンカが八月中旬以降に急増しましたことから九月四日に特別発生予察情報で注意を喚起いたしました。 イチゴの炭疽病につきましては九月十日に防除徹底の技術情報を提供し、 十一月六日には特別発生予察情報でさらなる注意を呼びかけ被害拡大の防止を図ったところであります。
 議員御指摘のとおり、 気候変動を背景とする生息環境の変化などに伴いこれまで県内では確認されていない病害虫が発生したり農薬が効きにくくなる例が報告されております。
 このため、 農林技術研究所では病害虫の発見手法や農薬と光技術を組み合わせて発生を防ぐ管理方法、 病害虫に強い品種の育成などの防除技術を研究しており、 引き続き防除に携わる職員や関係者に対しまして研究成果の情報共有や研修を行い現場で迅速かつ的確な指導ができるよう努めてまいります。 また年々変化する病害虫の抵抗性に対応するため農薬の種類等を定めた防除基準を毎年見直し効果的な防除を推進してまいります。
 県といたしましては、 生産現場、 研究機関、 指導の関係機関が連携した不断の取組により今後も気候変動に伴う様々な病害虫の被害を最小限に抑えるよう努めてまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp