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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年9月静岡県議会定例会

多家 一彦 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2017番目)
答 弁 者地域外交監


○地域外交監(増井浩二君) 今後の地域外交についてお答えをいたします。
 現在、世界第二位の人口を誇るインドは巨大な中間所得層を抱えアジア第三位の経済規模を有し、七%前後の高い経済成長率を維持し続けております。県が毎年実施している県内企業海外展開状況調査におきましてもインドに展開する事業所数は増加傾向にあり、県内企業の投資先として有力な国の一つとなっております。
 また、議員御指摘のとおり近い将来人口は世界首位になる可能性があり国民の平均年齢も二十五歳と若いことから今後さらなる発展が見込まれます。優秀な人材を抱えるIT大国でもあり、日本とインド両国間の長い歴史も含め県といたしましてもインドは非常に重要な国であると認識をしております。
 二〇一三年十一月、マハラシュトラ州パンチガニで開催されました国際経済会議コー・イニシアチブ・ビジネス会議に知事が講師として招かれました。静岡県が取り組んでいる富士の国づくりについて講演し本県をPRいたしました。あわせて会議に参加している現地企業経営者等との懇談やインド企業への訪問を通じ現地における企業活動状況等を視察いたしました。
 パンチガニは、インド独立の父として知られるマハトマ・ガンジー氏がよく訪れていた地であります。現地ではガンジー氏の孫に当たるラジモハン・ガンジー氏と知事が面会する機会があり、その後同会議日本委員会の会長でもありますふじのくにづくり支援センターの矢野理事長と知事、ガンジー氏の三人での鼎談セミナーが東京で行われるなど交流を継続しているところであります。
 最近では、インド大使館から個別の州の名前を挙げて交流の提案をいただいており、八月には州政府職員の来日に合わせ今後の交流に向けた意見交換を行ったところであります。
 また、本県の音楽やスポーツ、文化の拠点でありますつま恋の経営がインド出身の代表者が率いるホテルグループに引き継がれました。川根本町にはインドに本社のあるIT企業のサテライトオフィスが進出いたしました。県としましてもインドとの関係が深まってきているところであります。
 現行の地域外交基本方針では、六つの重点国・地域を定めて積極的に地域外交を展開しておりますが、今年度基本方針の見直しを進める中でインドを重点国・地域に含める方向で検討しているところでございます。
 今後、インドに職員を派遣し、交流先としてふさわしい地域や交流分野についてしっかりと調査研究した上でお互いにメリットのある地域外交が進められますよう取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp