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本会議会議録

議会補足文書

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平成25年6月静岡県議会定例会
阿部 卓也(文教警察委員会)委員長報告
発言日: 08/02/2013
会派名: 民主党・ふじのくに県議団


○議長(中谷多加二君) 次は、文教警察委員会委員長 阿部卓也君。
       (三十二番 阿部卓也君登壇 拍手)
○三十二番(阿部卓也君) 文教警察委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百十三号議案「静岡県教職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」外四件であります。
 最初に、公安委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第百十九号に関し、条例改正の概要と期待される効果、県民への周知方法についてただしたところ、当局から、今回の改正は不当な客引き等の規制の対象となる行為をより個別具体的に定めるとともに、現在は規制の対象となっていない反復したつきまとい行為等についても新たに規制の対象として定めるものである、規制対象を明確にすることで指導及び検挙がしやすくなるなどの効果が期待される、今後ホームページなどさまざまな媒体を通じて広報を行うとともに、指導期間を設ける等適切な運用に努めていきたいとの答弁がありました。
 次に、県内における山岳遭難事故の発生状況や救助の現状についてただしたところ、昨今の登山ブームや富士山の世界文化遺産登録を契機に山岳遭難事故が増加しており、県警山岳遭難救助隊や関係警察署においてはそれぞれ地元消防等と連携した救助活動や訓練を行っている、特に山岳遭難事故が増加している富士山においては、山岳遭難救助隊員を増強して救助体制を強化するとともに、県警ホームページを通じて富士山における安全情報を提供したり登山届の提出を呼びかけるなどしている、遭難事故の多発により出動する山岳救助隊員はもちろん各警察署の負担も大きくなっており、遭難事故防止が大きな課題である、今後も県を初めとする関係機関等に遭難事故防止への取り組みをお願いしていくとの答弁がありました。
 そのほか、イベント型の警察学校オープンキャンパスの概要と実施効果、自発光式反射材着用の促進等民間と協働した交通事故防止対策の取り組み状況、本県における再犯者の状況と再犯に至る理由、高齢者見守り隊の活動状況、そしてインターネットを利用した選挙活動が可能となった参議院選挙への対応と違反の発生状況などについても質疑等がありました。
 次に、教育委員会関係について申し上げます。
 議案第百二十八号に関し、給与が削減される教職員のモチベーションを保持するための対応についてただしたところ、今回の給与削減は、一人当たりの影響額を考えると教職員にとっては大変厳しいものであると認識しており、モチベーションが低下しないよう十分に配慮する必要がある、特に学校においては教員の多忙化が課題となっていることから、これまで以上に多忙化解消等に取り組み、職場環境の改善につなげることで教職員のモチベーションを保つようにしたいとの答弁がありました。
 次に、いじめや体罰を根絶するための取り組みの進め方についてただしたところ、いじめも体罰も根底は人権問題であると認識している、いじめは子供たちみずからの問題であることから、静岡県・市町教育委員会代表者会からのいじめをなくすための提言を踏まえ、学校では意識的に子供たち同士がみずからいじめについて考える場を設ける取り組みを家庭や地域の協力も得ながら行っている、体罰については、教員自身が自分の価値観を絶対視せず多くの人や物事に接していろいろな価値観に触れること、相手の身になって考える想像力が大切であることを研修の機会を通じて教員に伝えている、また新たに作成した「静岡県人権教育の手引き子どもたちの笑顔のために」を私立を含めた全ての学校の教員等に配付し、職員会議や校内研修等で積極的に活用するよう働きかけるなどさまざまな取り組みを通じていじめや体罰の根絶に取り組んでいくとの答弁がありました。
 そのほか、静岡県富士水泳場屋内天井材落下事故の状況、県内の公立学校におけるつり天井の現状と今後の対策、若者の社会参画に関するアンケートの結果を踏まえた今後の対応、名勝三保松原の保全に関する取り組み状況、特別支援学校における本務教員と講師の配置状況などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては、議案第百十三号、第百十四号、第百十九号、第百二十号及び第百二十八号は、全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定しました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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