• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:11/20/2019番目)
答 弁 者教育長


○教育長(木苗直秀君) 子供への支援の充実についてのうち、いじめや不登校への対応についてお答えいたします。
 県内の平成二十九年度のいじめの認知件数は小中学校合わせて約一万件、不登校児童生徒数は約五千人となっており年々増加しております。いじめにつきましては学校現場で初期の疑いの段階から積極的に把握に努め解消に取り組んでいることがうかがわれる一方で、不登校の増加につきましては深刻な状況と受けとめております。
 各学校ではいじめや不登校のサインを敏感に察知するため、教職員が子供と向き合う時間の確保に努めるとともに気持ちを打ち明けることができるよう機密性を担保したアンケート調査や保健室での養護教諭との面談を実施するなど子供に寄り添った対応に努めております。しかしながら不登校の要因や背景は複雑化、多様化しており、また不登校の要因としていじめの割合が低いことを考えますと今まで以上に子供たちが安心して思いを伝えられる多様な相談窓口が重要であると考えております。
 このため、県教育委員会では二十四時間子供SOSダイヤルやいじめ・暴力対策メールに加え、本年度から健康福祉部と連携し年間を通じて長期の休み明け前後や土日祝日にLINEを活用した相談窓口を設置しております。七月末時点で電話相談の年間件数に相当する六百二件の相談があり子供たちにとって身近なLINE相談は大変有効であると考えております。また教職員だけでは十分に対応できない心理や社会福祉といった専門的な立場からスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーがいじめや不登校の防止、解消に大きな力を発揮しており学校現場に不可欠な存在となっております。
 県教育委員会といたしましては、一人でも多くの子供の声に耳を傾けられるようLINE相談など相談窓口の状況等を検証し必要な改善を図るとともに、臨床心理士会と協力して研修等を行いスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの確保充実を図り多様な課題を抱える子供一人一人に寄り添った組織的な支援に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp