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本会議会議録

議会補足文書

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令和2年9月静岡県議会定例会
廣田 直美(厚生委員会委員長)委員長報告
発言日: 10/12/2020
会派名: ふじのくに県民クラブ


○議長(山田 誠君) 次は、厚生委員会委員長 廣田直美君。
       (二十三番 廣田直美君登壇 拍手)
○二十三番(廣田直美君) 厚生委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第百三号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」外六件でございます。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、議案第百十二号、第百二十二号及び第百二十三号に関し静岡社会健康医学大学院大学(仮称)の入学料等の設定根拠、施設整備を段階的に進めることによる開学への影響及び中期目標案の重点目標として社会健康医学研究成果の地域への還元を設定する理由についてただしたところ、当局から、入学料の金額等については静岡県立大学等と同様に設定した、施設整備については教育施設と研究施設に分け令和三年度にかけて段階的に進めるが、令和三年四月の開学時には研究施設として県立総合病院の一部を借用することで大学全体の機能を確保できるため影響はない、中期目標案の重点目標については同大学が主体的に進める医療ビッグデータ、疫学、ゲノムコホートを中心とする研究は県民の健康寿命を延伸するという目標の下での研究でありこれら研究からの知見、成果を県民の生活や健康づくりに生かしていくことが重要と考えるからであるとの答弁がありました。
 次に、議案第百三十三号に関しPCR検査機器等の購入予算枠拡充による県内の配置状況の変化についてただしたところ、抗原定量検査機器を対象に加えるとともに購入台数予算を二十台分から七十台分に拡充するものであり、この予算により大幅に検体検査可能数が増加し県内各圏域の人口十万人当たりの台数もほぼ均等に配置されると考えているとの答弁がありました。
 次に、受動喫煙防止対策として今年七月から新たに開設した受動喫煙防止対策コールセンターの相談状況についてただしたところ、事業所や県民から喫煙専用室の設置基準等の制度に関する相談や喫煙場所に関する意見などが寄せられておりそれらに対し指導や助言を行っている、事業者から受動喫煙防止対策がもたらす好影響があるとの声もありこうした情報を周知していく予定であるとの答弁がありました。
 そのほか、新型コロナウイルス感染症の情報公表における県と政令市との連携、クラスター発生時における保健所支援機能、地方独立行政法人静岡県立病院機構令和元年度事業実績の評価、本県における自殺者の状況及び対策、児童虐待相談件数の状況などについても質疑等がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症疑いの患者等の判別方法についてただしたところ、病院玄関での体温チェックで三十七・五度以上の方あるいは患者で体調チェックリストに該当する項目がある方には病院内に設けた新型コロナ対応エリアで感染症専門医による診察を受けていただき感染疑いの有無を判断する、疑いありの場合にはPCR検査または抗原検査を受けていただき感染の有無を判別する、また今後感染が確認された患者が生じた場合には感染対策を行った上で個室にて管理する予定であるとの答弁がありました。
 そのほか、令和二年度の四月から八月の間の業務の実績中、化学療法の件数が対前年度同期比で増加している要因などについても質問等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第百三号、第百四号、第百八号、第百十二号、第百二十二号、第百二十三号及び第百三十三号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものであると決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp