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本会議会議録

答弁文書

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平成30年6月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:06/27/2018番目)
答 弁 者警察本部長


○警察本部長(筋 伊知朗君) 振り込め詐欺被害防止対策についてお答えいたします。
 振り込め詐欺を初めとする特殊詐欺の被害状況につきましては、本年六月二十五日時点の暫定値で被害件数二百八件、被害総額三億七千三百九十三万円であり昨年同期とほぼ同水準となっています。刑法犯認知件数が十五年連続で減少を続ける中、振り込め詐欺に関しては減少が見られず、また高齢者が被害者の約八割を占めていることから、県警察といたしましてはその対策を最重要課題の一つと位置づけて取り組んでおります。
 最近の振り込め詐欺では、近隣の駅や首都圏などに被害者をおびき出し現金を直接交付させる手口が目立っているほか、議員御指摘のとおり収納代行などコンビニエンスストアの決済サービスを悪用した犯行も増加傾向にあり、警察の対策をかいくぐるように手口は巧妙化していると言えます。
 こうした実態を踏まえ、県警察では昨年六月からしずおか関所作戦を展開し特殊詐欺の入り口である詐欺電話を遮断する機器の普及を図っておりますが、今後は子供や孫などの現役世代による取り組みを促進するなど社会全体で高齢者を守る機運の醸成を一層図ってまいります。
 また、県内金融機関の御協力のもと預手プランを引き続き実施するほか、キャッシュカードによる振り込みや引き出しを制限する対策では被害実態に合わせた対象年齢の変更など適用条件の見直しを働きかけてまいります。また電子マネーの仕組みを悪用した手口に対しては、コンビニエンスストアの従業員に対し利用客への声かけ訓練を実施するなど、変化する手口に即応した柔軟な対応により被害の防止に努めてまいります。
 県警察といたしましては、県民の皆様を振り込め詐欺を初めとする特殊詐欺の被害から守るため関係機関、団体、企業との連携をさらに深めていくとともに組織の総力を挙げた対策を講じてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp