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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/18/2019番目)
答 弁 者がんセンター局長


○がんセンター局長(小櫻充久君) 命を守り将来の安心な暮らしの実現についてのうち、静岡がんセンターが果たしてきた役割と今後についてお答えいたします。
 およそ四半世紀前、静岡県にもがんセンターをという機運が高まり多くの議論を経て、平成十四年九月議員御指摘の三点を使命といたしました静岡がんセンターが理想のがん医療を目指して開院をいたしました。県民の皆様や県議会の御理解により、陽子線治療や内視鏡治療、手術支援ロボットダビンチなど最新の施設、機器を先駆けて整備することができ、医師、看護師、薬剤師等の医療従事者が一丸となって患者さんをサポートする多職種チーム医療体制などと相まった最先端のがん医療は、いまや日本のがん専門病院のトップスリーに評価されております。
 また、全国のがん専門病院の相談支援センターのモデルとなり朝日がん大賞を授与されたよろず相談を初め、患者家族支援センター、化学療法センター、支持療法センターの四つのセンターからなる包括的患者家族支援システムは世界トップクラスの患者・家族の支援体制であると認識をしております。
 静岡がんセンターは、平成十六年八月に都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受け静岡県がん対策推進計画の推進に取り組んでまいりました。県がん診療連携協議会の中心としまして、患者・家族への相談支援や支持療法といった静岡がんセンターの先進的な取り組みを県内がん拠点病院などに広め、県内のがん医療の均てん化を着実に進めております。またファルマバレープロジェクトの中核施設として、これまで百を超える医療機器や医薬品、化粧品などの開発に携わってまいりました。さらに平成二十六年から進めております臨床研究プロジェクトHOPEでは、現在五千症例の遺伝子解析を終え世界中で類を見ない規模のアジア人遺伝子データベースを構築し、その成果をがんゲノム医療として県民の皆様に還元する取り組みもスタートしております。
 静岡がんセンターにおきましては、このように建設構想時に設定いたしました使命を着実に果たしてきているものと考えております。土日診療などいまだ実現されていない課題もございますが、今後も患者さんの視点の重視の基本理念に基づき、低侵襲性手術の拡大や効果的な薬物療法、ゲノム医療の推進など最新で最先端のがん医療の提供を行うとともに支持療法、緩和ケアなどの充実と普及に取り組み、全国のがん専門病院のフロントランナーとして理想のがん医療を追求してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp