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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年6月静岡県議会定例会

鈴木 節子 議員(日本共産党静岡県議会議員団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/29/2020番目)
答 弁 者知事


○副議長(良知淳行君) 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 鈴木節子議員にお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症の克服を展望した県政の諸課題についてのうち、コロナ危機を乗り越える県の独自施策の展開についてであります。
 新型コロナウイルス感染症対策は、県民の命、健康、暮らしや本県の経済、社会を守るため現在取り組むべき最重要課題の一つと認識しております。このため必要な施策につきましては国の制度や予算措置を待たずに四回の補正予算や予備費の活用などにより、また県議会の御支援御協力を賜りまして機動的に対応してまいりました。三月末には、まだ緊急事態宣言は発動されておりませんでした。しかし新型コロナウイルスによる影響は、リーマンショックや東日本大震災を上回るものになる可能性が大きいという危機感を持ちました。
 そこで、中小企業の資金繰りの迫を想定し国に先んじて直ちに保証料を全額免除する県単独の融資制度を緊急に創設いたしました。この際、貸付利率の低減には市町の御協力を頂きました。このほか病床確保支援と妊産婦のウイルス検査費用における国の基準額を上回る助成、工賃が減少した障害のある方への支援、業態転換や新サービス展開に挑戦する中小企業への助成、国のゴー・トゥー・キャンペーンに先行する観光キャンペーンなど数多くの本県独自の施策を実施しております。
 また、休業要請も首都圏や中京圏に隣接する本県の地域特性がございますので、それを踏まえた本県独自のものといたしました。地域の実情に応じまして市町が独自に行う休業要請がございます。それに対しまして交付金で支援をしたということです。県と市町の二段構えにより地域の実情に応じたより実効性の高いものになりました。本県の感染拡大防止に大きな効果があったと考えております。
 また、県内外の感染状況の監視、分析を行い警戒レベルと行動制限を毎週金曜日に分かりやすく示す本県独自のシステム、ふじのくにシステムを用いまして市町と情報を共有し県民の皆様に感染予防のための最新情報を提供しております。さらに全国的には県境をまたいだ移動の自粛が推奨されている中、山梨県との間の移動制限を緩め協力して経済を回すフジノミクスも実行に移しました。ウイズコロナ時代、アフターコロナ時代の総合的経済対策これがフジノミクスであります。
 新型コロナウイルス感染症対策は、ワクチンや治療薬が実用化されるまでは感染拡大防止と経済再生の両面を図らねばなりません。言わばヘルスとウエルスの両面の対策が必要であります。
 県といたしましては、今後とも市町の状況や要望等現場の声をしっかりと受け止めまして、追加の施策が必要となればこれまでと同様国を待たずに地域の実情を踏まえた県独自の対策を市町との連携の下で機動的に実施してまいります。
 その他の御質問につきましては、副知事、関係部局長及び教育長から御答弁を差し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp