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本会議会議録

答弁文書

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平成29年12月静岡県議会定例会

平賀 高成 議員(日本共産党静岡県議会議員団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 国民健康保険の制度改革についてお答えいたします。
 今回の制度改革は、国民健康保険料を見直すためでなく県が財政運営に参画し安定的な運営を行うことにより将来にわたって持続可能な国民健康保険制度を構築するものであります。保険料につきましては、今後も市町が決定することとなっておりますので激変緩和措置を講じ保険料の急激な増加を抑制することとしております。
 市町における医療費の差につきましては、健康づくり事業を初め特定健診の受診促進や診療報酬請求書の点検の充実などにより医療費の適正化の取り組みを進め、市町間の医療費水準の差を段階的に減らすことにより保険料水準の統一に向けた条件が整うように市町と取り組んでまいります。
 市町の法定外の繰り入れにつきましては、制度移行に向けた県と市町との協議により制度移行後の状況を踏まえながら市町が国保事業の効率化や保険料負担の見直しに取り組み健全な財政運営を行い、法定外繰り入れを計画的に解消していくこととしております。また制度改革後におきましても被保険者の負担を大きく変動させることなく、国保事業を行うために必要な場合は市町の判断により法定外繰り入れを行うことは可能であるとしております。
 適正な保険料を維持するためには、県の取り組みといたしましては引き続き国に対しまして十分な財政措置を講じることを働きかけるとともに、市町の医療費の増加抑制の取り組みを支援するなど制度改革に伴い保険料負担が大幅にふえることのないように努めてまいります。国からの公費負担につきましては、保険料を軽減させるための活用に加え市町の保険料の収納率向上や健康づくりなど国が定める取り組みに活用するなど、国民健康保険料の安定に資することとなっております。
 県といたしましては、今後も市町と十分に協議を行いながら円滑な制度移行を図り、安定的な財政運営により将来にわたって県民が安心して医療を受けられる国民健康保険制度となるようにしっかり取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp