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本会議会議録

議会補足文書

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平成28年6月静岡県議会定例会
相坂 摂治(建設委員会)委員長報告
発言日: 07/19/2016
会派名: 自民改革会議



○議長(鈴木洋佑君) 次は、建設委員会委員長 相坂摂治君。
       (十八番 相坂摂治君登壇 拍手)
○十八番(相坂摂治君) 建設委員会における審査等の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当委員会に付託されました案件は、第九十五号議案「平成二十八年度静岡県一般会計補正予算」外一件であります。
 まず委員から、議案第九十五号に関し熊本地震土木職員等派遣事業から得られた成果と本県の地震対策への反映状況についてただしたところ、当局から、本事業では四月の地震発生後から農業土木技術職員及び土木技術職員を派遣し、業務の中で農業水利施設等の復旧に関する技術的手法を学ぶなどの成果があった、東日本大震災での岩手県への支援活動を通じて得られた教訓等を生かし昨年二月に交通基盤部事前復興行動計画を策定したところであるが、熊本地震では発災直後の豪雨により被害規模が拡大するなど東日本大震災とは異なる状況が起きており、今後は熊本地震の災害派遣から得られた情報や知見を反映し、より実践的で柔軟性の高い計画にしていくとの答弁がありました。
 次に、議案第九十五号に関し御前崎港の水深不足の原因と今後の再発防止への取り組みについてただしたところ、御前崎港では七・五メートルの規定水深に対し堆積土砂により水深が三メートル程度となっている箇所が発生している、これは防波堤の開口部から沿岸を移動している砂が流入したことが原因と考えられる、これまで御前崎港のように流入河川がない港湾については水深の状況を確認していなかったことから、改めて県内の十一港湾七十七施設で測量を実施することとした、この結果を踏まえ今年度中に点検の期間や内容を含む維持管理計画を策定し再発防止に努めていくとの答弁がありました。
 次に、遠州灘海浜公園篠原地区への野球場整備に関し平成二十八年二月定例会において議会から出された意見の公園基本構想への反映状況についてただしたところ、県民、市民のコンセンサスを得ることについては県と浜松市がそれぞれ努力をしており、県ではパブリックコメントにより多くの意見が寄せられるよう活動し、県民の意見及び静岡県都市公園懇話会の審議内容を公園基本構想に反映させた、野球場の防災機能に係る県と浜松市の負担のあり方については本年三月以降、レベルワンを超える津波に対する防災機能に係る費用は浜松市の負担となることを共通認識とし浜松市当局と協議を進めている、二〇二〇年の東京オリンピックを目標としていた整備時期については今年度当初予算で認められた測量及び地質調査を早期に実施し、次の段階に進むことになった際に改めて目標を立てて進めていくとの答弁がありました。
 また、これに関連し、基本構想においては県営野球場は浜松市営球場の存続、廃止にかかわらず篠原地区に導入することが望ましいと位置づけられていること、基本構想の段階では公園全体の整備に係る県と浜松市の役割分担は決まっていないこと、当地区は浜松市が指定の意向を固めれば津波防災地域づくりに関する法律に規定する津波災害特別警戒区域の指定も想定されることなどの答弁がありました。
 次に、沼津駅周辺総合整備事業に関し工事期間中に期待される事業効果についてただしたところ、本事業では最初に新貨物ターミナルを、次に車両基地を整備し、その後現貨物駅と車両基地を移転させた上であいた土地を利用しながら鉄道高架区間の工事に着手するため、工事期間中も各施設の跡地利用が順次可能となる、そのため沼津市では関係課で構成する庁内部会や市民を交えたワークショップなどで現貨物駅や車両基地跡地の具体的な利用方法の検討を進めているところである、この事業の特性として工事の進捗に伴い段階的に事業効果があらわれることが期待されるため、着実な事業の推進と工事期間の短縮に努めていくとの答弁がありました。
 そのほか、世界で最も美しい湾クラブへの加盟が決定した後の取り組み、ふじのくに美しく品格のある邑づくりにおけるしずおか農山村サポーター「むらサポ」の概要及び今後の展開、豪雨対策緊急整備事業における河川しゅんせつ工事等実施箇所の選定方法、浜松市天竜区門島地区の地すべり対策工事の状況、建設業の人材確保に向けた取り組み、伊豆半島道路ネットワーク会議で検討される内容などについても質疑等がありました。
 以上が当委員会における審査等の概要でありますが、結果といたしましては議案第九十五号及び第百二号は全員一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)

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