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本会議会議録

答弁文書

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令和5年12月静岡県議会定例会

鈴木 唯記子 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者教育長


○副議長(鈴木澄美君) 池上教育長。
○教育長(池上重弘君) 県立高校におけるインクルーシブ教育の推進についてお答えいたします。
 特別支援学校への入学の対象とならない自閉・情緒障害学級に在籍する生徒の数は近年大幅に増加しており、その多くは中学校卒業後全日制や通信制などの高校に進学しております。こうした生徒たちが安心して学校生活を送ることができるような取組が県立高校においても極めて重要であると認識しております。
 現状では、特別な支援が必要な生徒は通常学級に在籍しており、各高校は個別の指導計画の作成や自校通級、巡回通級による指導を通じて学習面や生活面の支援に努めております。しかしながら集団生活のストレスや人間関係構築の困難など課題を抱える生徒も見受けられ、今後は多様な生徒が共に学ぶインクルーシブ教育の理念を大切にしながらサポート体制の強化充実を図ることが重要と考えます。
 現在県教育委員会では、学校種を超えたワーキングを設置し共生・共育の理念の実現に向け校種をまたいでの個に応じた支援体制の充実、関係機関との連携と外部人材の活用など今後の特別支援教育の在り方の方向性を検討しているところでありますが、現時点で必要と判断した取組については速やかに実施してまいります。
 具体的には、十一校の高校に特別支援学校の分校が併置されるなど本県の特色である特別支援学校と高校との連携体制を生かし生徒支援の知識や手法の共有、教員の人的交流などによるスキル向上を図るほか、通級による指導のさらなる充実、人間関係づくりプログラムの改定と普及、精神科医ほか専門家との効果的な協力体制の構築など困難を抱える生徒の支援体制の充実に努めてまいります。
 県教育委員会といたしましては、インクルーシブ教育システムの理念の下、これまで以上に中学校からの学びの連続性を高め生徒たちの卒業後も見据えて一人一人の教育的ニーズに応じた適切な支援が行えるよう取組を進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp