本会議会議録


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令和2年12月静岡県議会定例会

森 竹治郎 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/10/2020番目)
答 弁 者交通基盤部長


○議長(山田 誠君) 長繩交通基盤部長。
○交通基盤部長(長繩知行君) 伊豆縦貫自動車道の建設促進についてお答えいたします。
 伊豆縦貫自動車道のうち天城峠を越える区間につきましては、現在国が環境影響評価準備書の作成を進めているところであります。本区間は延長が約二十キロメートルと長く、周辺には温泉やワサビ田、貴重な動植物の生息地などが存在することから地下水、景観、生態系など環境への影響評価を慎重に行っていると伺っております。県では準備書が完成次第、二年程度と見込まれる都市計画決定手続を速やかに進めるとともに早期の事業着手を国に働きかけてまいります。
 河津下田道路U期区間につきましては、河津インターチェンジから逆川インターチェンジ間においてトンネルや橋梁などの工事が全面的に展開されており、河津川の深い谷をまたぐ高架橋では各所でコンクリート打設が本格化し目に見える形で工事が進しております。
 逆川インターチェンジから下田北インターチェンジ間につきましては、用地取得率が昨年度末までに九八%に達し本年八月からはこの区間で初めての工事に着手されております。供用開始につきましては、整備効果が高く工事が先行している河津インターチェンジから逆川インターチェンジ間の早期の供用開始を期待しているところであります。
 河津下田道路T期区間につきましては、用地取得率が昨年度末時点で二一%となり今年度も静岡県土地開発公社を活用して着実に取得が進められております。また工事に向けた準備につきましては橋梁一橋、トンネル二本の設計が完了をし、引き続き橋梁六橋とトンネル四本の設計が進められております。
 県といたしましては、天城峠を越える区間の早期事業化と河津下田道路の事業推進に向けた様々な調整を国や関係市町と連携して進めるとともに、引き続き関係団体とも連携して伊豆縦貫自動車道の早期全線開通を国に強く働きかけ伊豆の発展と安全・安心に寄与する道路ネットワークの構築に努めてまいります。以上であります。

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