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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年2月静岡県議会定例会

望月 香世子 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2022番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 望月議員におかれましては、質問のために初めて登壇され堂々たる態度で立派な御質問をなさいまして、故望月義夫先生もあの温厚な笑顔で草葉の陰で頼もしいことと喜ばれていることと存じます。
 それでは、望月議員にお答えいたします。
 大学生などの学びの継続についてであります。
 大学や専門学校などでは次代を担う若者が夢の実現に向けて飛躍するために一生懸命勉学に励む重要な舞台でございまして、コロナ禍による経済的な困窮を理由に中途退学を余儀なくされるようなことがあってはなりません。目下県内の大学などにおきまして授業料の納付猶予、授業料の減免、緊急給付金の支給、無利子貸付け、相談窓口の設置など学生の実情に応じた支援に取り組んでおります。
 しかし、オミクロン株の急拡大によりましてコロナ禍が長期化する中、困難に直面する学生の増加が懸念されているところであります。このため貴会派からの御提言を踏まえて国の緊急給付金制度の対象外となる学生に対しましても、幅広く学びの継続を支援するための経費を来年度当初予算案に計上いたしました。本事業につきましては奨学金の受給状況、アルバイト収入や仕送りの減収など学生の置かれた状態を把握している大学等の取組に対して助成することで困窮学生の実情を十分に踏まえた効果的な仕組みとなるように最大限に努めております。
 議員御指摘のとおり、最優先で求められるのは学生に実際の支援を届けるスピード感であります。このため早期に各大学に対する詳細な制度などの説明会を開催するとともに相談窓口を設置し他大学の先進的な取組事例を紹介するなど支援事業の早期実現につなげてまいります。
 学生は経済的困窮だけでなくて対面授業とかあるいはサークル活動の制約による孤立感など様々な課題を抱えているところです。現在県内大学などで構成するふじのくに地域・大学コンソーシアムと連携しまして学長同士で各大学のコロナ対策についての意見交換を行っていただいているところであります。こうした取組を通じて県内大学の学生支援の好事例を共有化することで県全体で学びの環境の向上を目指してまいります。
 教育を受ける権利は憲法で保障されている基本的人権の一つであります。本県で学ぶ全ての学生が安心してこれからの長い人生の礎となる大切な学びを継続できるよう全力を傾注してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp