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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和2年9月静岡県議会定例会

盛月 寿美 議員(公明党静岡県議団)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:09/28/2020番目)
答 弁 者危機管理監


○議長(山田 誠君) 金嶋危機管理監。
       (危機管理監 金嶋千明君登壇)
○危機管理監(金嶋千明君) 新型コロナウイルス感染症対策についてのうち、総合防災アプリ「静岡県防災」の今後の活用についてお答えいたします。
 新型コロナウイルス感染症を踏まえた安全な避難所運営を行うため、県防災アプリに受付時と避難生活中の接触リスクを軽減する機能を追加し、今年度中の運用に向け取り組んでおります。具体的には、避難所での受付時に避難者の氏名や体調などの情報を簡易に登録できる機能を追加いたします。あわせて避難生活中に運営者側からの食事や物資配給等に関する情報を一斉配信により共有できるほか、避難者の健康状態の確認等を双方向通信により運営者側と共有できる機能も追加いたします。
 住民の方々への普及啓発につきましては、地域で行う防災訓練におきまして参加者の皆様にアプリをダウンロードしていただき実際に活用していただくこととしております。また高齢者を含む多くの皆様にお使い頂けるよう、県のホームページで操作を分かりやすく紹介する動画を御覧頂くなど操作の習熟を図ってまいります。
 県といたしましては、新型コロナウイルス感染症を踏まえた安全な避難所運営を行うことができるよう県防災アプリの機能の充実と普及を図り新しい生活様式に対応した避難所運営を支援してまいります。
 次に、消防力の強化についてであります。
 吉田町の倉庫火災では消防隊員三名及び警察官一名が殉職されたことから、県といたしましては重大な事態として重く受け止めております。県内の消防職員等の育成を担う消防学校ではこれまでも安全管理教育を重視してまいりましたが、今回の教訓を踏まえ初任科教育をはじめ各層の教育課程におきまして安全管理教育の充実を図ってまいります。
 さらに、今回の倉庫火災につきましては現在静岡市の事故調査委員会におきまして検証が進められておりますが、その検証結果を踏まえ火災のメカニズムや倉庫火災についての最新の知見、事例等を学ぶため専門研修を開催することとしております。また近年の火災件数の減少に伴い消防隊員が実火災を経験する機会も少なくなっており、現場での危険予知能力の向上が課題とされております。このため消防学校では関係機関の協力を得て火災の状況を体験できる施設を利用した実践的な訓練の実施も計画しております。
 県といたしましては、今回の倉庫火災の教訓を生かし消防職員の安全管理能力の向上と火災に関する最新の専門知識や技能の習得を図り本県の消防力の強化に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp