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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年9月静岡県議会定例会

山本 貴史 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2018番目)
答 弁 者副知事


○副知事 (吉林章仁君)  障害のある人の文化芸術活動の振興についてお答えをいたします。
 障害のある方々にとりまして文化芸術活動は心を豊かにするとともに、 みずからの自立と社会参加の促進に大きく寄与するものであります。
 県では、 これまで障害者芸術祭の開催など障害のある方々の文化芸術振興に取り組んでまいりましたが、 県内にある障害のある方の文化芸術活動は、 ねむの木学園の絵画や富岳会の和太鼓など著名な団体はございますが、 全県的に広がっているとは言えない状況でございます。 東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックに向けまして静岡県の持つ文化力を世界に向けて発信する文化プログラムを県内全域で展開し、 一人でも多くの障害のある方に参画していただくことが重要であるというふうに考えております。
 そのため、 先日開設いたしました静岡県障害者文化芸術活動支援センターみらーとでございますけれども、 みらーとでは障害のある方や事業所等からの相談や連携調整を行う支援コーディネーターを配置いたしました。 気軽に相談できる窓口となることを期待しております。 また展覧会、 発表会などの機会の創出、 県内各地の活動に関する情報発信、 支援人材の育成等を行うことで、 障害のある方が身近な所で文化芸術活動に参加、 体験する機会がふえるよう取り組んでまいります。
 このような取り組みを行う中で、 本県から国内外で注目を浴びる障害者アーティストが生まれることも期待をしております。 スタートいたしましたみらーとの活動を多くの皆様にまずは知ってもらい活用してもらえますよう、 そのPRに努めてまいります。
 また、 静岡県障害者芸術祭は二十周年を契機に本年度から内容を拡大充実をいたします。 来月六日グランシップで行われる開会式では、 障害のある著名な書家、 金澤祥子氏による揮毫パフォーマンスや障害者団体によるハンドベルの演奏を披露いたします。 さらに 「プラサ ヴェルデ」 を初め県内各地で作品展を開催するなど、 障害のある方の発表機会の創出、 拡充を図ってまいります。
 県といたしましては、 活動を支援する人材や関係者のネットワーク等を充実いたしましてオリンピック・パラリンピック後も地域に根差した文化芸術活動として継続していくことで、 障害のある方の文化芸術活動の裾野の拡大、 県民の理解促進を図りまして、 障害のある方が分け隔てられることのない共生社会の実現を目指してまいります。 以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp