• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 議会補足文書

ここから本文です。

本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




令和2年4月静岡県議会臨時会
野崎 正蔵討論
発言日: 04/28/2020
会派名: 自民改革会議


○議長(鈴木利幸君) 次に、四十七番 野崎正蔵君。(拍手)
       (四十七番 野崎正蔵君登壇)
○四十七番(野崎正蔵君) 討論に先立ち、一言申し上げます。
 この臨時議会を名付けるとすればコロナ対策議会第二弾と言ってもいいでしょう。そしてこうした間にも私たちの命を守り暮らしを支えるべく現場の最前線で働いている医療関係者の皆様をはじめ多くの方々がいます。そうした方々にこの場をお借りして改めて心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。
 それでは、自民改革会議を代表し知事から提出された第七十八号議案及び第七十九号議案に賛成し賛成の理由と若干の意見を述べて賛成討論といたします。
 本日ここに我々が招集されたのはなぜか。そしてその意味は何か。それは冒頭述べたように、我々も共に県民の命を守り暮らしを支えていくためであります。現在は緊急事態が日常的に呼号されるという未曽有の危機的状況が続いています。一体この状況はいつまで続くのか、社会はそれに持ちこたえていけるのだろうかと不安に駆られる。まさに非常事態でもあります。
 こうした状況を踏まえ、我が会派は四月十四日県民や地域、また業界団体からの切なる声を反映させるとともに迅速かつ有効な対策が確実に講じられるよう四つの柱を軸とした二十八項目の緊急要望を行いました。
 詩人宮澤章二さんの「行為の意味」の中に、「こころはだれにも見えないけれどこころづかいは見える」、「思いは見えないけれど思いやりはだれにでも見える」というフレーズがあります。我々が今なすべきことは県民の心や思いを見える形にしていくことです。
 それでは、第七十八号議案「令和二年度静岡県一般会計補正予算」について我が会派の要望と照らし合わせて賛成の理由を申し述べます。
 一つ目の感染拡大防止と確実な医療体制の維持については、PCR検査の体制整備、医療機関の設備整備や運営支援、軽症者等を受け入れる民間宿泊施設などの借り上げなど今必要とされる的確な対応であると考えます。
 二つ目の危機的状況にある中小企業や個人事業者への資金繰りと雇用の維持については、中小企業向けの制度融資を拡大するほか、直近一か月の売上げが前年同月比で減少した事業者を対象とした当初三年の融資率をゼロとする新たな貸付制度を創設するなどの対策を講じています。
 三つ目の休校に伴う児童生徒への学習機会の確保と児童生徒及び保護者のケアの充実については、オンライン学習環境の整備や放課後児童クラブの開所時間延長の支援などを行うこととし、四つ目の社会的に弱い立場にある方への支援拡充については、生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の特例貸付けを継続して行うとしています。
 そして、今議会の一週間前議運後も我が会派と協議が続いた感染防止に関わる休業要請、それに伴う休業協力金並びに市町への支援策に対する交付金は協力金、交付金とも各市町からの声や会派の要望にも応じた形で、支給形態において市町の負担軽減と交付金の拡充が図ることができました。
 以上のことを評価し今回の補正予算に賛成します。しかし今回盛り込むことのできなかった、コロナの影響で減収を余儀なくされている事業者に対する支援策については今後新設することを求めておきます。
 最後に、令和二年度当初予算、二月補正予算、そして今回の四月補正予算の編成に当たって我が会派と真摯に向き合い対応していただいた当局の皆様には心より感謝を申し上げます。これからも議論のキャッチボールが幸せのホームランになるように、お互いに緊張感を持ちながら県民のために努力してまいりましょう。
 以上、今回提案された全ての議案に賛成の立場から賛成の理由を申し上げ討論といたします。(拍手)
○議長(鈴木利幸君) 以上で討論は終わりました。
 議事の都合により休憩します。再開は八時四十五分とします。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp