ここから本文です。
平成25年2月静岡県議会臨時会
大池 幸男(企画文化観光委員会) 【 委員長報告 】 発言日: 02/12/2013 会派名: 民主党・ふじのくに県議団 |
○議長(小楠和男君) 次は、企画文化観光委員会委員長 大池幸男君。
(三十四番 大池幸男君登壇 拍手)
○三十四番(大池幸男君) 企画文化観光委員会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当委員会に付託されました案件は、第一号議案「平成二十四年度静岡県一般会計補正予算」であります。
委員から、この補正予算に関し、鉄道交通対策事業費助成の補正に至った背景、事業内容及び期待される効果についてただしたところ、当局から、平成二十四年十二月に発生した中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故を契機として鉄道施設についても老朽化対策を加速させることが喫緊の課題となっている、一方厳しい経営環境にある中小鉄道事業者は抜本的な老朽化対策を講じることが困難な状況に置かれているため、国では緊急経済対策の一環として中小鉄道事業者の実施する鉄道施設の老朽化対策に要する経費の一部を補助していくこととした、こうした状況を踏まえ県としても国との協調を図って補助率のかさ上げなどを行い、鉄道事業者が実施する老朽化対策への支援を強化することとしたものである、この取り組みを通じて老朽化した鉄道施設の更新が促進され、鉄道輸送の一層の安全性向上が図られるとの答弁がありました。
そのほか、今回の補正予算による補助制度と現行の補助制度との関係、老朽化対策への補助に関する鉄道事業者からの要望の状況などについても質疑等がありました。
以上が当委員会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、議案第一号は全員一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。以上で委員長報告を終わります。(拍手)
お問い合わせ