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本会議会議録

答弁文書

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令和4年9月静岡県議会定例会

飯田 末夫 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/29/2022番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(八木敏裕君) 障害のある方が活躍できる社会の構築についてのうち、障害のある方の工賃向上に向けた取組についてお答えいたします。
 県では障害のある方が働く障害福祉サービス事業所の収益拡大を図るため、令和三年六月に令和三年度から三年間を計画期間とする静岡県工賃向上計画を策定し県平均工賃月額を令和五年度までに二万円とする目標を定め、その達成に向け様々な取組を行っております。
 具体的には、事業所の受注機会を広げるため障害者働く幸せ創出センターによる企業と事業所の仲介や授産製品の継続的な購入を県民に呼びかけるふじのくに福産品一人一品運動の普及に取り組むほか、昨年度は新しい生活様式に対応した販路拡大策として福産品のオンライン販売のためのECサイトを立ち上げました。また事業所の収益向上につながるよう、製品のブランド認定による販売力向上や農業への参入を促す農福連携への支援を推進しております。今年度はオンライン販売の出店数を二十から三十一に増加させるとともに、コロナ禍における新たな受注機会の確保策としてオンライン商談会を実施するほか、民間企業に対して福産品のセット商品を購入していただく一人一品運動協力隊への参加を促すなど取組を一層強化しております。
 県といたしましては、今後も福産品の販路拡大等を支援することにより、コロナ禍で下落した工賃の向上を図り障害のある方が経済的に自立し身近な地域で生き生きと暮らせる共生社会の実現に努めてまいります。
 次に、犬・猫等の動物愛護の取組についてであります。
 動物の適正な飼育等を社会全体で確保し動物の健康と安全保持を推進していくためには、ペットショップやブリーダー等の動物取扱業者への指導と動物の飼い主に対する適正飼育の普及啓発が重要であります。
 県では、動物愛護管理法改正により動物取扱事業者に対する規制が強化されたことから保健所による研修会開催や解説動画の配信を通じ動物取扱業者に対して新基準を繰り返し周知するとともに、立入検査により法の遵守を厳しく指導しております。さらに従業員一人当たりの上限飼育頭数の基準規制について、経過措置が終了する令和六年六月までに全ての事業所において基準に適合するよう指導してまいります。
 一方、多頭飼育や動物虐待が疑われる飼い主に対しては警察やボランティアの皆様と連携した指導を行ってまいりました。今年度からは市町の福祉部門等と連携し多頭飼育崩壊チェック表を活用した早期発見に取り組むとともに、不妊、去勢手術による繁殖制限や譲渡による飼育頭数削減の指導を通じて問題を未然に防ぎ適正な飼育が行われるようにしてまいります。
 県といたしましては、今後とも動物取扱業における法令遵守の徹底や飼い主への適正飼育の普及啓発により人と動物の共生する社会の実現に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp