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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

中沢 公彦 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:03/01/2017番目)
答 弁 者知事


○知事(川勝平太君) 南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループや東京オリンピック・パラリンピックの大会運営についての費用負担、仮設施設の整備にかかわる要請活動などの出席についてお答えをいたします。
 国の南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループは、大規模地震の予測可能性またその確度について検証を行うとともに、それに基づく防災対応のあり方等について検討するものであります。そもそも地震が起こり得るのかどうか、予測ができるかどうか、これも確証されていない段階でのワーキンググループであります。
 会合は昨年九月から本年一月まで計三回にわたり開催されました。これまでのところ南海トラフ沿いの大規模地震の予測可能性に関する調査部会の報告、自治体の地震・津波対策の現状と課題に関する報告、それらの報告に基づく論点の整理が行われている段階であります。もとよりこのワーキンググループへの参加が要請されましたときには私は快諾をいたしました。そして、しかしながらこの三回の会合の中身について危機管理監の強い要望によりまして県の代表として出席を彼がしているわけであります。ちなみに第一回目のワーキンググループのときには産業情報懇談会とぶつかりました。第二回目のときには小さな親切運動静岡県本部創立二十周年記念フォーラムとぶつかりました。第三回目のときには偶々でありますけれども産業情報懇談会ともう一つ二〇一九年に自転車競技のトラック世界選手権が静岡県に来る可能性が出てまいりまして、それの関係準備委員会と重なったということのようであります。
 このワーキンググループは来年度も継続される予定ですが、今後議論が進展いたしまして現行制度にかかわる重要な見直し等に論点が移った場合には私が出席をし意見を述べます。また東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた役割分担、費用負担に関する東京都及び組織委員会への六道県四政令市共同の要請活動につきましては、土屋副知事は全権をこの伊豆半島に関しては今お持ちでありますので本県を代表して出席し対応いたしました。そこで土屋副知事は一言も語りませんでした。
 さて、東京オリンピック・パラリンピックの準備に関しましては、先週小池都知事が組織委員会の試算した東京都以外の会場における仮設整備費を都が負担する可能性について言及されました。運営費を含めた全体経費の費用分担などは流動的な状況です。現在国、東京都、組織委員会及び会場所在の自治体の担当者レベルで会場ごとに必要な業務や開催経費の精査が行われているところであります。御案内のようにこのオリンピックにかかわるこの会議でありますけれども、開催県の知事さんが組織委員会の会長さんに対しまして費用を負担せよと要請する会議でありました。私はこのオリンピックに関しましてはこの伊豆のベロドロームに自転車を誘致するために懸命な努力を自治体とともにやりました。これを知っていただくために組織委員会の会長あるいはIOCなどからも足を運んでいただき、誘致に全力を尽くしたわけです。そして誘致が決まるや決めたのは組織委員会でしょうと、だから金は出しなさいというそういう態度に変わっている。これは実に見苦しいと私は思っておりまして、静岡県はこれはもちろん静岡県ファーストでなくてはなりませんけれども、同時に日本のためにもこれはオリンピックがあると。東京のためだけではありません。ですから応分の負担、またできることはすると。その中には例えば合宿の誘致もあります。これ今全国でトップですね静岡県が、合宿の誘致に成功しているのは。こうしたこともそのうちの一つであります。
 ちなみに驚いたことに組織委員会の会長からお電話がございまして、この会議が行われた後です。感謝の念を複数回、何度も何度もお伝えくださいました。ありがとうと。森喜朗会長からです。それからまた二月の初めだったと思いますけれども、ワールドカップに関しても森会長はそこで副会長を務めておられますが、そこに事務総長という人がいます。嶋津昭という方です。この方とお目にかかりました折、わざわざ森会長からこの件に関する静岡県の態度だけが良識にかなっていると。森会長も私も、恐らく小池都知事も日本のこの一九六四年以来のこのオリンピックをどのように成功させるかということについて考えていると。自分のところはなるべく負担しないでいいそのクリームだけをいただくというふうなそういう県中心主義、県エゴイズムというものが目立っているようにも思っておりまして、大変残念に思っているわけでございます。今後こうした調整が進展いたしまして本県の分担業務や費用負担などについて国や組織委員会、関係自治体のトップレベルで議論する局面におきましては、私が出席し県を代表して意見を述べるなど大会の成功に向けて万全の対応を図ってまいりたいと思います。
 なお、知事公室について御意見いただきましてありがとうございました。
 私の日程を決めるというのは大変な作業です。例えば私はあしたの日程について四人の方が一般質問をされることは知っておりますがその前後にどういうようなことがあるかということは、きょうの大体平均して六時から七時ぐらいになりますけれどもそのときまでは知りません。前日の夕刻全ての仕事が終わった後に日程調整に入りまして、翌日の日程について正確に知るというのが私の動きです。これは一人では到底できません。
 私のいる知事公室での、東館の五階にありますがそこには戦略室と公室と副知事室が三つと私の部屋がありますが、皆ドアはあけっ広げであります。その真ん中に戦略監がいまして副知事、知事、その分担も含めこの知事公室を挙げて日程を組んでいるわけです。大変開放的で明るくて、意見はお互いに言い合えるような状態になっております。私はこの知事公室がお決めになる日程については全幅の信頼を置いておりまして、これは全体を勘案してもちろん部長さんなどともお話をして私の日程をお決めになると。私自身はその日暮らしというふうにも今思っておりますけれども、一日一日全力を尽くすのはそうせざるを得ないような日程調整があるからであります。これを今まで七年半、一日も例外もなくやってまいりました。もちろん私の私用というのもあるでしょう。散髪屋に行くとかあるいは本県出身の宝塚の生徒さんがいますがそれは必ず一度は見に行って差し上げると、東京等の公演のとき。そのときはもう日程が決まりますからこれはもちろん土日ではありますけれどもそうしたことをおきまして、後は全て知事公室、またこれは戦略監が全体を統括しているわけですがそこでお決めになることに全幅の信頼を置き、それに基づいて行動をしておるところであります。以上であります。

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