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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年9月静岡県議会定例会

加藤 元章 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/27/2019番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(宮尾総一郎君) 地震・津波対策についてのうち、沼津港周辺の防潮堤の整備と無電柱化の推進についてお答えをいたします。
 沼津港周辺の防潮堤の整備につきましては、これまで国の交付金事業を活用しレベルワン津波に対応した施設整備を進めておりますが、現在沼津港外港へアクセスする臨港道路が防潮堤を横断する区間及び観音川河口部に隣接する区間の二カ所が未整備となっております。防潮堤を横断する区間の臨港道路はもともと道路が高いことから、これを一メーターかさ上げすることによりレベルワン津波の背後地への侵入を防止する計画としております。このため昨年度までに地震による沈下を防止するための地盤改良を実施したところであり、今年度中の完成を目指しかさ上げ工事を実施してまいります。また残る観音川河口部に隣接する防潮堤につきましても来年度から工事に着手してまいります。
 都市計画道路千本香貫山線の無電柱化につきましては、昨年度から沼津市が県の助成事業を用いて沼津港に隣接する四百五十メーター区間の予備設計を進めております。来月この区間を静岡県無電柱化推進計画に位置づける予定であります。
 今後は、県と市及び電線管理者で施行区分や費用負担などを協議するとともに沿線住民の皆様の御意見も伺いながら詳細設計を進め来年度の工事着手を目指してまいります。
 県といたしましては、沼津港及び周辺地域のさらなるにぎわいの創出に向け沼津市や関係者と連携し沼津港周辺の地震・津波対策を着実に推進してまいります。
 次に、沼津駅周辺総合整備事業の事業効果についてであります。
 沼津駅周辺総合整備事業は、駅周辺の交通の円滑化や分断された南北市街地の一体化を図るとともに鉄道高架により新たに生まれる土地を活用して中心市街地を活性化し、県東部の拠点としてふさわしい新たな魅力ある都市を創造する大変重要な事業であります。
 事業の進め方といたしましては、まず現在の貨物駅と車両基地の移転を行います。その後それぞれが移転した跡地を利用して東海道本線及び御殿場線の鉄道高架事業を進めてまいります。
 鉄道高架実施中にあらわれる事業効果といたしましては、車両基地などの跡地が土地区画整理事業により新たな公共用地に生まれ変わり中心市街地の魅力を高めるための利用が可能となります。
 具体的な利用に関しましては、現在沼津市におきまして地域住民の代表者や有識者等で構成するまちづくり戦略会議にて議論を進めているところであり、行政施設や子育て支援施設、医療福祉機関などの導入が検討されているところであります。また鉄道高架事業は長期間を要しますことから、駅南北を往来する歩行者がこれまでのように周辺の幹線道路まで迂回することなく短時間で往来することができるよう事業実施中に駅部へ暫定の自由通路を設置することを検討しております。
 県といたしましては、本事業により発現するさまざまな事業効果を住民の皆様にできる限り早い段階で享受していただけるよう関係者とともに英知を結集して取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp