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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成28年12月静岡県議会定例会
知事提案説明
発言日: 12/01/2016
会派名:


○議長(鈴木洋佑君) 議事日程により、知事提出議案第百三十六号から第百七十一号までを一括して議題とし、知事の説明を求めます。
 川勝知事。
       (知事 川勝平太君登壇)
○知事(川勝平太君) 平成二十八年十二月県議会定例会の開会に際し、三笠宮崇仁親王殿下の薨去に対しまして謹んで弔意を申し述べます。
 崇仁親王殿下は、去る十月二十七日薨去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。
 崇仁親王殿下におかれましては、財団法人中近東文化センター総裁や日本・トルコ協会の名誉総裁をお務めになられた御縁により、平成十四年に県立美術館で開催された「大トルコ展」の開会式に御臨席の栄を賜りました。また戦後の混乱を収拾し平和な文化国家を築くためにはレクリエーションやスポーツが大切であるとの思いから、全国各地を回られその振興のために大いに寄与されました。そのお姿は明るく開かれた皇室を体現するものであられ、今後も県民の心の中に深い敬愛の念をもって長くとどまるものと存じます。
 私は、県民を代表して十一月三日に三笠宮邸でとり行われましたお通夜に、また翌四日には豊島岡墓地におきましてしめやかに営まれた斂葬の儀に参列し、崇仁親王殿下にお別れをいたしました。ここに県民の皆様とともに殿下のみたまの安らからんことを願い深く哀悼の意を表します。
 ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げますとともに、当面する県政の課題について、所信並びに諸般の報告を申し述べます。
 初めに、地震・津波対策についてであります。
 静岡県は、全国に先駆け地震・津波対策を実施してきた防災先進県であります。本県としましては、ことし全国で相次いで発生した熊本地震、鳥取県中部の地震、さらには先月二十二日に発生した福島県沖を震源とする地震などを踏まえ、改めて危機感を持って対策の充実強化を図っていく必要があります。
 十一月の地震防災強化月間では、「大事な人 助けるためには まず自分」をスローガンに、県内市町や自主防災組織等が連携し、住宅の耐震化や家具の固定、水・食料等の備蓄の呼びかけ、避難所開設などの訓練を行いました。こうした取り組みの集大成として今月四日の地域防災の日には多くの県民の皆様や事業所などの参加をいただき、南海トラフを震源とする大規模地震が突然発生したことを想定した地域防災訓練を実施いたします。訓練では地域の特性を踏まえ、自主防災組織が主体となり、津波からの避難、安否確認、火災の初期消火、倒壊した建物からの救出救助、孤立予想集落におけるヘリコプターの誘導、富士山の噴火を想定した避難等々、実践的な訓練を行います。
 今後とも、みずからの命はみずから守る自助、みずからの地域は皆で守る共助の体制を築き、公助と連携した地域防災力の一層の充実に努めてまいります。
 次に、富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりの総仕上げについてであります。
 我が国を訪れる外国人客数は本年十月末に二千万人を初めて突破いたしました。政府の掲げる二〇二〇年に四千万人、二〇三〇年に六千万人の目標に向け、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックなどを追い風にその勢いは増していくものと思われます。また日本を訪れる留学生は年々増加しており、昨年度は二十万人を突破いたしました。富士山が世界から憧れられるように、いよいよ日本が世界から憧れられる国となりつつあることのあかしであります。
 世界の人々を引きつけてきたアメリカンドリームは、いまやジャパニーズドリームへとかわり始めたと認識しております。本県はこの潮流を先取りする形で、世界から憧れを集めるふじのくにづくりを進めてまいりました。日本を訪れたい、日本で学びたい、日本で仕事をしたい、日本に住みたいという世界の人々の受け皿になる地域づくりであります。
 そして、今や富士山が世界遺産になった平成二十五年六月以来四十二カ月において、四十三を数える世界水準の資源を備えるまでに至りました。さらなる進展が本県には望まれます。またその先頭に立たなければなりません。本県はそれにふさわしい日本を代表する地域であるという思いを改めて強くしております。
 後期アクションプランの最終年となる来年度に向けて、総括の仕方が新しい出発の仕方を決めるという考えのもと、富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくりの総仕上げの着実な進捗を図るとともに、世界から憧れを呼ぶジャパニーズドリームの実現につながる新たな施策の展開を視野に入れ、来年度の予算や組織などの検討を進めてまいります。
 次に、美しい景観づくりについてであります。
 十九世紀末、ビクトリア朝の英国が最盛期を迎えたとき、世界の七つの海を支配し隆盛をきわめた大英帝国においては、その国内は中心市街地から郊外の観光地に至るまで屋外広告物が氾濫しておりました。そのため歴史や自然に彩られた本来の景観が損なわれていたわけであります。これらの無秩序で派手な色彩の広告物に対し、大英帝国の誇りと気概に裏打ちされた心ある知識人による抗議活動や世論が議会を動かし、一九〇七年に英国議会で広告規制法が制定されました。その結果、イギリスは世界でも有数の美しい町並みや心和む田園風景を取り戻したのであります。
 美しい景観は、その地の魅力を高め、人を引きつけ、人の心に賛嘆の念を引き起こすものであります。この先行事例に照らし、本県におきましても美しい景観形成が住民の愛着や誇りにつながり、ひいては本県を訪れる人々の憧れを呼ぶ地域となるよう、違反広告物の撤廃に向けて徹底して取り組んでまいります。
 まずは伊豆半島から始めてまいります。伊豆は文豪川端康成が「伊豆序説」におきまして、詩(うた)の国である、日本歴史の縮図である、南国の模型である、海山の風景の画廊である、半島全体が一つの大きい公園であると、その魅力をたたえた地であります。今後東京オリンピック・パラリンピック自転車競技の開催、ユネスコグローバルジオパークの認定を控え、ますます世界からお客様がお越しになると見込まれます。この伊豆半島におきまして屋外広告物の設置を原則禁止とする大方針を掲げました。これを伊豆半島十三市町の広域景観の取り組みを示す伊豆半島景観形成行動計画に位置づけ、市町と連携の上、規制の強化や違反広告物への徹底した是正を行います。
 これらの取り組みを通じまして、世界からお越しになるお客様に誇れる景観づくりを推進し、世界一美しい半島を目指してまいります。将来的にはこの取り組みを県下全域に広げ、景観づくりのモデルとして全国に発信してまいります。
 次に、伊豆半島ジオパークの推進についてであります。
 去る十一月一日、伊豆半島ジオパーク推進協議会から日本ジオパーク委員会を経由してユネスコグローバルジオパーク認定に向けた申請書を提出いたしました。
 県では、これまで推進協議会を積極的に支援し、中央拠点施設――愛称「ジオリア」の整備、ウエルカムサインや解説板の設置によるエリア内での情報提供の充実など、昨年九月の審査において課題として指摘された事項の改善に取り組んでまいりました。特に最重要の課題とされた地質遺産の国際的な価値の証明につきましては、地質等の専門家で構成する学術部会での検討と国際的に著名な学者による外部評価に基づき伊豆半島ジオパークの地質遺産である海底火山や活断層の希少性を明確にいたしました。
 引き続き、明年五月以降に予定されている現地審査の準備を進めるなど、平成三十年の春のユネスコグローバルジオパーク認定に向けて万全を期してまいります。
 次に、お茶の振興についてであります。
 去る十月二十七日から三十日にかけて、グランシップにおいて第六回世界お茶まつり秋の祭典を開催いたしました。お茶の産業、文化、学術にわたる多彩なプログラムに国内外から十一万人、春の祭典と合わせますと十五万人もの皆様が参加され、茶の都しずおかの魅力を五感で味わっていただきました。また二十七の国・地域から御参加いただき、十五年目にいたしまして名実ともに世界の祭典となったと実感しております。これを契機にお茶が国内はもとより世界中で多くの人に愛され、生活の中にお茶のある風景がジャパニーズ・ウエー・オブ・ライフの文化的シンボルとなるように、お茶のすばらしさを積極的に発信し、茶文化の普及や静岡茶の需要拡大につながるように取り組んでまいります。
 また、子供のころからお茶になれ親しみお茶にまつわる歴史や文化について理解を深めることは、郷土を愛する豊かな人間性を育むとともに長期的視点でのお茶の振興にも大きな効果が期待できます。さらにお茶が健康にもたらす効果は科学的に明らかになっておりますから、子供の健やかな成長にも大きく寄与するものと考えます。これまでも学校給食等の機会を通じてお茶の普及に努めてまいりました。その取り組みを一層促進するため「小中学校の児童生徒の静岡茶の愛飲の促進に関する条例」を制定することとし、今議会にお諮りしているところであります。
 次に、中小企業、小規模企業の振興についてであります。
 県内企業の九割以上を占める中小企業、小規模企業は本県経済の活力の源であります。中小企業、小規模企業は地域経済の雇用を支える担い手として重要な役割を果たしております。まさに地域社会になくてはならない本県の宝なのであります。
 しかし、人口減少、少子高齢化、国際化などの社会経済環境の変化に直面し、事業所数の減少、売り上げの低迷、価格競争の激化、人材の不足などのさまざまな課題を抱えております。また最近の県内の景気を見ましても基調としては緩やかに回復しつつあるものの、個人消費や輸出はその動きに力強さを欠いております。十月公表の企業短期経済観測調査では、本県全産業の景況感を示す業況判断指数がプラスの一方、先行きを示す指数がマイナスとなるなど経済の不透明感は増しているところであります。
 このような状況を踏まえ、中小企業、小規模企業の振興に関する基本理念、県の責務、関係機関の役割、基本となる施策等を定める静岡県中小企業・小規模企業振興基本条例を制定することとし、今議会にお諮りしているところであります。特に資金や人材といった経営資源に制約がある小規模企業の振興を図るために、事業規模や売り上げの拡大などの成長発展だけではなく、事業を継続し地域を支え続けることの重要性を明確にいたしました。
 これまでも、中小企業、小規模企業に対しましては販路開拓、県制度融資による資金手当、経営革新の促進、人材の確保・育成などにきめ細かく支援してまいりましたが、今回の条例の制定を契機にさらに新規分野への参入等の新しい取り組みにチャレンジする意欲ある小規模企業への支援を行うなど、一層振興対策を充実してまいります。
 次に、エネルギーの地産地消の取り組みについてであります。
 人々が安心して豊かに暮らし、経済活動が活発に行われるためには、安全で環境に優しく、低コストで安定的なエネルギー供給の実現が必要であります。県では、再生可能エネルギーの導入と省エネルギー社会の形成を同時かつ強力に進めております。
 その具体策の一つとして、このたび本県独自の電力システムふじのくにバーチャルパワープラントの構築に向け、民間事業者と共同したプロジェクトをスタートさせました。ふじのくにバーチャルパワープラントは最新のIoT技術を活用し、太陽光や風力といった再生可能エネルギーなどの発電量と家庭や事業所が利用する電力量などのデータを集約し、蓄電池の遠隔操作等により地域内の電力の需要と供給を効率的に調整する画期的な仕組みであります。現在県内のエネルギー事業者等からの提案に基づき、運営体制の構築に向けて取り組んでおります。このプロジェクトを進めることにより、本県が我が国のエネルギーの地産地消のモデルとなるよう全力で取り組んでまいります。
 次に、ラグビーワールドカップ二〇一九についてであります。
 大会開催までの期間が三年を切りました。会場となるエコパスタジアムをワールドカップ仕様にするべく改修を進めております。国際基準のピッチ面積の確保につきましては、当初見込まれた陸上トラックの改修ではなく、フィールドの周囲に人工芝を敷設することで対応が可能となりました。このため来年六月に予定されている日本代表戦のテストマッチを誘致し、本番仕様による会場運営を積み重ね二〇一九年本大会の決勝トーナメント開催の実現につなげるため、補正予算案に人工芝敷設に必要な経費を盛り込んだところであります。また施設の改修とあわせ、ラグビーワールドカップのPRやタグラグビーの普及などの機運醸成にも取り組んでおります。
 明後日にエコパスタジアムで開催される日本ラグビートップリーグのヤマハ発動機ジュビロの試合におきましては、県内の小中高生、特別支援学校の生徒に加え、ワールドカップ開催年にちなむ二千十九名の一般県民の方々を招待しております。より多くの県民の皆様に国内最高峰のラグビーを体感していただき、二〇一九年の大会成功に向けた機運を高めてまいります。
 次に、外国人観光客の受け入れ促進についてであります。
 二〇一九年のラグビーワールドカップや二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピック自転車競技の本県開催などのビッグチャンスを捉え、より多くの外国人観光客に本県を訪れていただくため、県を挙げて受け入れ体制の整備を加速して進めております。
 空の玄関口である富士山静岡空港につきましては、先月空港機能の充実と利便性の向上に向け旅客ターミナルビルの増築・改修工事に着手いたしました。国際線の混雑解消を図るとともに免税売店の拡大、ラウンジ、ムスリム対応の礼拝室の設置など外国からの利用客が楽しみ安心してくつろいでいただける快適な空間を整備してまいります。また空港そのものの整備に加えまして富士山静岡空港と直結する新駅設置を実現し、外国人旅行者を初めとする空港利用者の利便性を飛躍的に高めることが極めて有効であります。このため「観光先進県実現に向けた“ふじのくに”の挑戦」と題したシンポジウムを来年二月に開催し、新駅設置の機運を大いに高め、一日も早い新駅の実現を目指してまいります。
 海の玄関口である港湾につきましては、世界的なクルーズ人気の高まりや富士山の世界遺産登録などを背景として、これまでに清水港、田子の浦港、御前崎港、熱海港、伊東港、下田港にクルーズ船が寄港しております。本県港湾へのクルーズ船の寄港は年々増加し本年度は過去最高の二十二回が見込まれております。特に清水港は長崎港、神戸港とともに三大美港の一つに数えられております。世界遺産富士山を正面に仰ぐその魅力は国内はもとより海外にも広く知れ渡り、昨年度はクルーズ船が十四回寄港いたしました。さらに駿河湾が先月二日、世界で最も美しい湾クラブへの加盟が決定いたしました。そのことで世界レベルでのクルーズ拠点へ飛躍する好機がやってまいりました。
 こうした動きを捉え、急速に市場を拡大しているクルーズ需要に対応するため、清水港日の出埠頭をクルーズ船が頻繁に寄港する拠点港に位置づけ世界レベルのみなとまちづくりの実現を目指してまいります。その手始めとして、官民連携により国際クルーズ拠点を形成する国の仕組みを活用した開発プロジェクトの実現可能性を探るとともに、港湾計画の変更に必要な経費やクルーズ船受け入れに対応するCIQ施設設置の準備費用を補正予算案に計上したところであります。
 今後は、清水港はもとより県内各地の港を基点に、クルーズ船を利用した来訪客が富士山、南アルプス、茶畑等々の本県の魅力ある世界水準の資源を楽しんでいただけるよう、市町や観光協会等と連携しクルーズ船の誘致、さらには寄港地からの観光の充実に取り組んでまいります。
 外国人観光客誘致のための中核組織の設置につきましては、来月観光地経営の視点に立った観光地域づくりを推進する全県的なDMO静岡ツーリズムビューローを公益社団法人静岡県観光協会内に設置いたします。外部から招聘した総括責任者やマーケティング責任者を中心にインバウンドに関する旅行マーケットの動向を十分に分析した上で、外国人観光客を引きつける誘客対策を展開いたします。世界遺産富士山、伊豆半島、浜名湖等の世界に誇る静岡県の豊かで美しい観光資源に加え、日本らしい暮らし、文化、すなわちジャパニーズ・ウエー・オブ・ライフを体験する機会の提供などにより、外国人観光客に選ばれる観光地を目指してまいります。
 次に、浙江省との友好提携三十五周年の取り組みについてであります。
 明年、本県との友好提携が三十五周年の節目の年を迎えますことから、年間を通じた相互訪問により経済、環境、教育、文化、防災などのこれまで進めてきた交流に加え、新たな分野として食、健康長寿、スポーツをテーマに積極的な交流を進めてまいります。
 先月、事前協議団として吉林副知事を団長とする訪問団を浙江省に派遣いたしました。現地では梁黎明副省長と面談し私からの親書を手渡して来静を要請しましたところ、明年四月に浙江省代表団が本県を訪問するというお返事を頂戴しました。また来年秋には知事を団長とする本県の代表団が浙江省を訪問する予定であります。
 今後、記念事業を通じまして行政、民間等の幅広い層の参加による交流を促進し、静岡県、浙江省の相互が継続的にメリットを享受できるよう、着実な準備を進めてまいります。
 次に、平成二十九年度当初予算の編成についてであります。
 平成二十九年度は後期アクションプランの最終年度であります。ふじのくにづくりの総仕上げに必要不可欠な施策を着実に推進するとともに、ポスト東京時代の理想郷に向けた取り組みをさらに進化させ、世界から憧れを呼ぶジャパニーズドリームの理想郷ふじのくにの実現に向けて新たな施策を展開いたします。
 一方、来年度の収支を見通しますと地方税、地方交付税などの一般財源総額は本年度とほぼ同額が見込まれる中、社会保障経費などの義務的経費が増加することなどから従来にも増して大変厳しい環境のもとでの予算編成となることを見込んでおります。限られた財源と人員を有効に活用し、事業の重点化、優先化はもとより全庁を挙げて取り組んでいる全業務の分類と見直しを踏まえた思い切った事業のスクラップ・アンド・ビルドや事業手法の見直しの徹底によりまして、本県の進めるふじのくにづくりと財政の健全性の確保の両立を図ってまいります。
 次に、議案のうち主な案件についてその概要を御説明申し上げます。
 第百三十六号議案は、平成二十八年度一般会計補正予算であります。クルーズ船受け入れの環境整備に必要な経費、国の経済対策に呼応した道路、港湾等の国直轄事業費負担金、給与改定に要する経費など八十八億三千五百万円の補正を行うほか、浙江省友好提携三十五周年に関連する事業等の債務負担行為の追加及び繰越明許費の補正であります。
 第百三十七号議案から第百四十三号議案までは、特別会計及び企業会計について給与改定に要する経費や繰越明許費の補正を行うものであります。
 第百四十五号議案から第百四十七号議案までは、職員等の給与改定を行うための条例の改正であります。
 第百五十号議案及び第百五十一号議案は、使用料及び手数料を設定するための条例の改正であります。
 第百五十二号議案は、中小企業、小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための条例の制定であります。
 第百五十三号議案は、小中学校において児童生徒が静岡茶を飲む機会等を確保することにより、静岡茶の愛飲を促進するための条例の制定であります。
 第百五十四号議案及び第百五十五号議案は、県が行う建設事業、土地改良事業等に対する市町の負担額の変更についてお諮りするものであります。
 第百五十六号議案から第百五十八号議案までは、土木工事の請負契約の締結、変更につきましてお諮りするものであります。
 第百五十九号議案は、県有財産の取得についてお諮りするものであります。
 第百六十号議案から第百六十五号議案までは、公の施設の指定管理者の指定についてお諮りするものであります。
 第百七十号議案及び第百七十一号議案は、任期満了に伴う収用委員会委員及び土地利用審査会委員等の任命について同意を求めるものであります。
 以上で私の説明を終わりますが、適切なる御議決をお願いする次第であります。
○議長(鈴木洋佑君) 以上で説明は終わりました。

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