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本会議会議録

議会補足文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用




平成22年5月静岡県議会臨時会
知事提案説明
発言日: 05/18/2010
会派名:



    ○議長(天野進吾君) 次に、議事日程により、知事提出議案第九十四号から九十六号までを一括して議題といたします。
     知事の説明を求めます。
     川勝知事。
           (知事 川勝平太君登壇)
    ○知事(川勝平太君) 浜井卓男前議長、堀江龍一前副議長、これまでの卓越した議会運営に対しまして敬意を表します。ありがとうございました。
     天野新議長、そして岩瀬新副議長におかれましてはおめでとうございます。
     さて、ただいま提出いたしました議案の概要を御説明申し上げます。
     第九十四号議案は、県議会議員のうちから選任いたしました監査委員安間英雄、岩瀬護の両氏から退職したい旨の申し出がありましたので、その後任として野澤義雄、谷卓宜の両氏を選任することについて同意を求めるものでございます。
     第九十五号議案及び第九十六号議案は、公立大学法人静岡文化芸術大学が業務に関して徴収する料金の上限の認可及び民事訴訟事件の控訴について、それぞれ専決処分いたしましたので承認を求めるものでございます。
     報告第八号は、損害賠償事件の損害賠償額の決定及び和解について専決処分いたしましたので御報告するものでございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
     次に、県政の状況について御報告申し上げます。
     初めに、危機管理の充実についてであります。
     去る四月十四日に中国青海省で大きな地震が発生し甚大な被害が生じました。犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に対して衷心よりお見舞いを申し上げます。本県といたしましては、今回の地震災害に関するさまざまな情報収集と分析に努め、支援要請に対しては防災先進県としてできる限りの協力をしてまいりたいと考えております。
     また、この地震を他国の出来事としてとらえることなく、本県におきましても改めて防災対策の強化を図る必要があると考え、本年度から新たに部として位置づけた危機管理部を中心に全庁を挙げて危機管理の充実に取り組んでまいります。
     次に、茶業の振興についてであります。
     去る三月三十日早朝、県下一円で強い寒気に見舞われ、早場所地帯や早生品種を中心に凍霜害が発生いたしました。このため県では対策本部を立ち上げ技術対策指針の全茶農家への配布や相談窓口の開設を行うとともに、静岡県農業協同組合中央会などと連携をいたしまして農家の経営支援に努めてまいりました。また八十八夜である五月二日からは関係団体と協働して全国の皆さんに静岡のおいしいお茶を味わってもらうための新茶販売促進キャンペーンを実施いたしております。引き続き静岡茶の一層の消費拡大と茶農家の支援に努めてまいります。
     次に、本県経済についてでございます。
     本県経済は、新興国向けの生産増加等を背景に持ち直しの動きが広がりつつあり、三月の有効求人倍率は〇・四五倍と、本年一月以降厳しさは若干和らぎつつあるものの雇用情勢は依然として冷え込みが続いております。
     県といたしましてはこうした状況を踏まえ、基金を活用した雇用創出事業について民間からのアイデア募集による雇用の創出に加え、新たに介護や農林水産業などの分野を重点に人材育成を行うなど雇用機会の創出に積極的に取り組んでいるところでございます。
     次に、ふじのくに三七七六友好訪中団の派遣についてであります。
     公式訪問の第一団は、五月十日から十四日までの間、私を団長とし県議会を初め県内の行政、観光、教育、産業など幅広い分野を代表する皆様の御参加をいただき浙江省杭州市及び上海市を訪問してまいりました。
     浙江省におきましては、趙洪祝書記と会談いたしましたほか、両県省の防災関係者による防災会議を初めて開催いたしまして防災にかかわる情報を交換いたしました。
     趙書記との会談では、この一月にお目にかかりました習近平国家副主席の日中関係において地方自治体間の交流が大事であるとの見解を受けて、趙書記からは「二十八年間にわたる両県省の教育、観光、文化、スポーツなど幅広い分野における交流は、日中両国における地方間交流のモデルである」との御発言がございました。今後一層の交流拡大を図る決意を新たにいたした次第でございます。
     さらに上海市では中国東方航空本社を訪問し馬社長との会見に臨みました。そして大規模な災害が発生し中国政府から要請があった場合には、本県救援物資の富士山静岡空港からの輸送を同社に要請できる災害時における救援物資の緊急輸送に関する協定を締結して帰国した次第でございます。
     今後の訪中につきましては、できるだけ早期に目標である三千七百七十六人を達成できるよう民間交流団の派遣など県内の各界に広く呼びかけますとともに、上海万国博覧会の日本産業館における静岡県のPR、中国浙江省とのさまざまな交流を通じて友好関係の促進と交流人口の拡大を図ってまいります。
     次に、タイとの双方向チャーター便の運航についてでございます。
     四月二十九日から五月三日にかけて富士山静岡空港とタイとの間では初めての双方向チャーター便が運航されました。タイからは二百四十三名の方々が来静し、本県からは岩瀬副知事を団長に百七十七名の皆様が県民交流団や公式使節団としてタイを訪問いたしました。
     公式使節団は、航空局長など政府要人と会談し本県とタイとの交流促進に向けた具体的な取り組みについて確認するなど今後の交流拡大の弾みとなったところでございます。引き続きタイなど新しい海外路線の開設に向けて需要の掘り起こしに努めてまいります。
     次に、行財政改革の推進についてであります。
     本県における新しい行政経営のあり方などについて、県内外の有識者等から御意見、御提言をいただくふじのくに行政革新戦略会議を本年度設置いたし、四月十六日に第一回目の会議を開催いたしました。
     また、事業仕分けにつきましては昨年度の成果や課題を踏まえ、本県独自の方法を加えた静岡型事業仕分けとして本年度も県民の皆様に公開して実施いたします。
     これらふじのくに行政革新戦略会議における御意見や事業仕分けの結果などにつきましては、本年度策定する新しい行財政改革大綱の中に反映させ、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”」にふさわしい行政経営に努めてまいります。
     最後に、日本航空に対する搭乗率保証についてであります。
     日本航空から本県に対し昨年六月に締結した福岡線運航支援に係る覚書に基づく運航支援金の要求が五月十三日付でございましたが、同社が協議もなく一方的に撤退を決定しておきながら本県に運航支援金を請求することは信義則違反に当たるため運航支援金の支払いには応じることはできないものと考えております。
     以上、簡単でございますけれども、私の説明を終わります。
    ○議長(天野進吾君) 以上で説明は終わりました。
     知事の説明に対し質疑はありませんか。
           (「質疑あり」と言う者あり)
    ○議長(天野進吾君) 質疑がありますので、議事の都合により休憩します。

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