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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和元年6月静岡県議会定例会

伊丹 雅治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/26/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(土屋優行君) ユニバーサルツーリズムの促進についてお答えいたします。
 東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックの開催を控え、高齢者のみならず国籍や年齢、性別、障害の有無にかかわることなく本県を訪れる誰もが安心して旅行を楽しめる環境を整備することは、観光産業の活性化を図るとともに将来を見据えた旅行需要を喚起する上で大変重要であると認識しております。
 このため、県では県内の旅行事業者や団体等から成ります静岡県ユニバーサルツーリズム推進連絡会を組織し課題の把握や情報共有等に取り組んできたところであります。その中で高齢者、障害者及びその家族に対するアンケート調査を実施いたしましたところ健康上の不安や周囲に迷惑をかけたくないなどの理由により過去三年間で旅行を諦めた方が約六五%もおられました。その一方で約半分の方、五〇%の方は旅行への意欲がありニーズの高さが明らかになったところであります。
 このため、旅行者の受け皿となる宿泊事業者等の観光関係事業者等を対象にユニバーサルツーリズムのマーケットとしての可能性、国内外の先進事例等を紹介する研修会を県内三カ所で開催するなどユニバーサルツーリズムへの実践に向けた取り組みを進めております。
 また、国におきましても昨年度に旅行会社に対するアンケート調査を実施し、その中で障害のある方等の旅行においてはサポート体制の確保、バリアフリー情報提供機関の不足、専門知識の習得・人材育成に加えまして受け入れが可能な観光施設の確保が主な課題であるということが把握されたところであります。
 このため、宿泊施設や観光施設等のバリアフリー化を促進するため国の施設改修への補助制度に加えまして今年度から備品等を整備するための県単独補助制度を創設し、きめ細かな支援により受け入れ環境の整備に取り組んでいるところであります。
 なお、議員の地元であります本県の宿泊者数の約六割を占める伊豆半島におきましては和風建築物が多くバリアフリーの改修がなかなか難しいことがあるということに加えまして、ユニバーサルツーリズム事業者の方々からは受け入れ施設の理解あるいは情報提供の不足、受け入れ調整等を行うトラベルヘルパーの不足などの課題が挙げられております。
 県といたしましては、来年に迫った東京二〇二〇オリンピック・パラリンピックが開催される伊豆地域を初めとする本県がユニバーサルツーリズムの先進地となるよう地域と連携した取り組みを進め、本県を訪れる誰もが多彩な魅力に触れ最高の感動や体験が得られるための受け入れ体制を整備し「住んでよし 訪れてよし」の観光地域づくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp