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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成31年2月静岡県議会定例会

木内 満 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/19/2019番目)
答 弁 者副知事


○副知事(吉林章仁君) 医師及び看護職員の確保対策、偏在解消についてお答えをいたします。
 医師の確保対策は、本県にとって喫緊の課題でありますことから医学修学研修資金貸与制度を柱としたふじのくにバーチャルメディカルカレッジなどによりまして県内外の大学と連携して積極的に取り組んでおります。修学資金の利用者につきましては各地域の公的病院等からの要望をもとに配置をいたしまして本年度は三百六十五人の利用者が県内病院で勤務をしております。最新の人口十万人当たりの医師数は初めて二百人を超えたところでございます。
 しかしながら、医師の偏在につきましては昨日厚生労働省が公表いたしました医師偏在指標の試算では最も多い西部圏域と少ない賀茂、熱海伊東、富士圏域では百人以上の差があり、大きな課題であるというふうに認識をしております。
 そのため、創設から十年を経過した修学資金につきまして偏在解消においてもさらに効果のある制度となりますよう、今後は浜松医科大学や県内病院などの関係者から幅広く御意見を伺いながら見直しを進めてまいります。
 さらに、偏在の解消を進めていくには県外から若手医師を呼び込むため、十分な指導が受けられキャリアアップができる環境を整えることが重要であります。このため来年度から首都圏等の経験豊富な医師を指導医として招聘する東部地域の病院に対して支援を行う制度を創設し、研修体制の充実を図ってまいります。あわせまして国において今後確定をいたします医師偏在指標をもとに今後の医療需要を踏まえた医師の確保、偏在解消を目的とする医師確保計画を来年度に策定をいたしまして実効性のある対策を進めてまいります。
 次に、看護職員の確保につきましては地域の潜在看護師の活用が重要であります。
 県はこれまで、看護協会と連携をいたしましてナースセンター内に看護職員再就業支援センターを設置し、潜在看護師の就業あっせんなどに取り組んでおります。平成二十九年度にはナースバンク登録者の就業が千人を超えるなど着実に成果を上げております。
 来年度は、特に看護職員が不足している地域におきまして新たに医師会や市町等の関係者が協力して地域が求める人材や課題を企画段階から協議し、就業相談会や施設見学等を実施することでより効果的に潜在看護師の再就業につなげてまいります。さらに県内の看護師養成所と協力をいたしまして県外で勤務する看護職員に対するUターン、Iターンの働きかけを積極的に行うことで東部地域を初めとする県内への就業促進を図ってまいります。
 県といたしましては、今後市町を初め県内外の大学や病院、医師会や看護協会などの関係団体等と密接に連携をいたしまして医師及び看護職員の確保と偏在解消に積極的に取り組み、県内のどこでも必要な医療を受けられ安心して暮らせる地域づくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp