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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成21年2月静岡県議会定例会

落合 愼悟 議員(自由民主党)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/23/2009番目)
答 弁 者厚生部長


    ○議長 (天野 一君)  大須賀厚生部長。
            (厚生部長 大須賀淑郎君登壇)
    ○厚生部長 (大須賀淑郎君)  志太榛原地域の医療についてお答えいたします。
     志太榛原地域におきましては、 公立四病院が地域の基幹病院といたしまして救急医療を初めとする地域住民に不可欠な医療を提供してまいりましたが、 各病院とも経営状況が悪化していることに加え医師の引き上げや退職の予定が相次ぎ、 診療科の休止、 縮小が見込まれることから、 県といたしましても、 この地域の医療提供体制の確保が困難になることを強く懸念しているところであります。
     このため先月には、 県が呼びかけ関係市町長や病院長による第一回目の会合を開催し、 地域医療の課題について意見交換を行ったところでありますが、 県といたしましては、 病院設置者みずからが病院の将来像を十分に検討いただいた上で、 これを基本として各病院の特性を生かした機能分担や連携により地域医療を確保していくことが重要であると考えております。 今後限られた医療資源を活用して救急医療体制など志太榛原地域の医療をどのように確保していくのか、 県も主導的な立場で参画し地元医師会等の関係者を交えた協議の場で検討してまいりたいと考えております。
     次に、 肝炎治療特別促進事業についてであります。
     本事業における助成対象者の認定は、 保健所で申請を受け付け県庁において一括して書類審査を行った後、 専門医で構成される認定診査会の意見を聞いて決定しておりますが、 制度開始当初におきましては申請書類の不備も多く、 また審査基準も確定していない部分があったため、 受給者証交付までに約三カ月を要しておりました。 そのため説明会や県のホームページ、 ラジオなどを通じて制度や申請方法の周知を図りますとともに、 審査基準の明確化や認定診査会における診査の簡素化を行うなど改善に努めました結果、 現在では通常申請の翌月末日までには受給者証を交付できるようになっております。
     またC型慢性肝炎では、 インターフェロンと他の抗ウイルス薬の併用治療におきまして通常の一年を超える治療が必要となる場合もありますが、 今般専門家会議の意見を受けまして国が来年度から助成期間を延長いたしますことから、 本県におきましても該当する方々につきましては助成期間を一年半へと延長いたします。 県といたしましては、 今後とも事務手続の改善を進めますとともに制度の周知を図り、 多くの患者の方々が利用していただけるよう努めてまいります。
     次に、 犬・猫の殺処分についてであります。
     県内の殺処分頭数は平成十九年度実績においても約九千頭でありまして、 これを半減するためには引き取りそのものを減らすことと引き取り後の取り組みを充実することが必要であります。 このため今議会にお諮りしておりますとおり飼い主からの引き取りを有料化するとともに、 最期まで飼育することや不妊去勢手術などの指導を一層徹底することにより、 安易な飼育放棄を防止してまいります。
     さらに、 引き取りの約七割を占める飼い主のいない猫の繁殖を抑制するため、 その管理マニュアルを全県に普及いたしますとともに、 警察と連携して啓発ポスターを交番等に張り出し捨て猫防止にも努めることとしております。 また来年度からは、 引き取り後に行っている新しい飼い主探しの対象をこれまでの子犬、 子猫に成犬も加えることによりまして、 やむを得ず殺処分する頭数の削減を図ってまいります。
     県といたしましては、 動物愛護ボランティアの方々との意見交換の場を設けるなど意思疎通にも努め、 官民一体となってこれらの取り組みを着実に推進することにより目標を達成してまいりたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp