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本会議会議録

答弁文書

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平成25年2月静岡県議会定例会

鈴木 洋佑 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/28/2013番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(大石哲司君) 長島交通基盤部長。
       (交通基盤部長 長島郁夫君登壇)
○交通基盤部長(長島郁夫君) 国土強靱化計画を踏まえたインフラの整備についてのうち、初めに津波対策事業の推進についてお答えいたします。
 本県における地震・津波対策は、地震や津波のあらゆるリスクを考慮しつつ人命を守ることを最優先に被害をできるだけ少なくする考え方、いわゆる減災を基本理念としております。
 津波対策施設は、百年から百五十年に一回繰り返し発生するレベルワンの津波に対しましてはこれを防御し、最大クラスのレベルツーの津波に対しては浸水被害を減少させ、また津波の到達時間をおくらせるなどの効果が期待できるものであり、住民の皆様の主体的な避難行動をバックアップする最も重要な施設の一つであります。
 本年六月には、仮称地震・津波対策アクションプログラム二〇一三として、レベルワンの津波に対応した海岸堤防のかさ上げや液状化対策、津波が乗り越えても機能が損なわれない粘り強い構造への改良など県内全域を対象とした施設整備計画を策定、公表してまいります。
 県といたしましては、国が進める国土強靱化計画と連携した交付金や津波対策施設等整備基金を有効活用するなど財源の確保に努めるとともに、必要な津波対策事業を積極的に進め県民の皆様が安心や安全を実感できる防災先進県づくりを目指してまいります。
 次に、三方原用水の更新整備についてであります。
 この用水が昭和四十二年に三方原台地を潤して以来、浜松市は、ブランド力を備えた数多くの農産物を生産する全国屈指の産地へと成長し、今後も我が国の農業を牽引するイノベーション先進地域として発展していくことが期待されます。
 しかしながら、その発展を支える三方原用水施設は、長年の利用によってひび割れや摩耗等の老朽化が進行し農業用水の安定供給に支障を来すとともに、用水の利用が広範囲にわたるため朝晩に集中するかん水作業等の需要変動に的確に対応できない状況にあります。
 こうしたことから、国が行う基幹水利施設の老朽化・耐震化対策にあわせ、県では企業経営を展開する農業者のニーズを的確に反映した整備構想を策定し先進的な営農技術が生かされる農地の再編や末端水利施設の改良を行うとともに、複雑な用水需要に対応できる管理体制づくり等の取り組みを進めてまいります。
 県といたしましては、今回の更新事業が平成の三方原開拓と評価されるよう国や浜松市等と連携しハード・ソフトの両面から総合的な取り組みを展開し、未来に向かって力強く発展していくものづくり都市浜松にふさわしい農業・農村の確立に努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp