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本会議会議録

答弁文書

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平成29年12月静岡県議会定例会

櫻町 宏毅 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/06/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 親亡き後の障害者の自立支援についてお答えいたします。
 障害のある方が、将来にわたり住みなれた地域で自立して安心できる暮らしをすることは本人だけでなく御家族や関係する方々の共通した願いであります。そのためには地域において障害のある方の自立を支えるサービス提供の体制を充実することが重要でございます。
 県では、居住の場となるグループホームの整備を初め県内八カ所の障害者就業・生活支援センターによる生活支援や判断能力が十分でない方の権利を擁護するための成年後見制度の利用促進など、障害のある方が地域で自立した生活を送ることのできる環境整備に取り組んでおります。
 平成三十年度からの県の第五期障害福祉計画では、市町と連携し必要となるグループホームの整備を着実に進めるほかホームヘルプサービスや通所サービス等、障害福祉サービスの提供体制を拡充するなど身近な地域で自立して暮らすことができるように支援することとしております。また地域生活支援拠点の設置を促進し、親亡き後を見据えての地域において障害のある方がひとり暮らしをするための相談や保護者に何かあった場合の緊急時の受け入れなど居住支援の機能を整備することにより保護者に頼ることなく暮らすことのできる体制を進めることとしております。
 今後も、市町や福祉関係者から成る圏域自立支援協議会において地域が必要とする障害のある方の自立支援への助言を行い障害福祉サービス事業所や相談支援事業所などの関係機関との連携を強化し、重度の障害のある方であっても自立できる支援体制の充実を図るなど障害の有無にかかわらず誰もが幸せに安心して自立した生活を送ることのできるふじのくにの実現を目指してまいります。
 次に、生きづらさを抱える子供の居場所づくりについてであります。
 貧困家庭に育つ子供たちが、いじめやひきこもりなど生きづらさを抱えることとならないようにするためには人とのつながりを強め地域で孤立しないように配慮していく必要があります。子供たちが気軽に立ち寄り話ができる居場所をつくることは地域全体で子供を支える取り組みとして大変重要であります。
 県では、高齢者の方々や障害のある方々と気軽に触れ合うことのできるふじのくに型福祉サービスの居場所づくりや静岡県子どもの貧困対策計画に基づく子供の居場所づくりを行い、子供たちを温かく見守る環境を整備しております。また孤立しがちなひとり親家庭の子供の健全育成と自立を支援するため学習支援や夕食の提供などを行う放課後の居場所事業を市町と連携して実施するなど子供の居場所づくりに積極的に取り組んでおります。
 今年度は、子供の居場所の開設を検討している方々への支援を目的としてゆめ・まち・ねっとなど先駆的に実施されている方を講師に招いた講演会を開催し、開設及び運営に関する情報提供のほか居場所づくりのガイドブックの作成や配付を行い地域全体で子供を支える取り組みとして居場所づくりの一層の拡大を図ってまいります。
 今後も、市町や関係団体と協力し地域で子供たちが安心して集い気軽に立ち寄ることのできる人とつながる居場所づくりを進め、全ての子供たちが夢と希望を持って健やかに成長できる「生んでよし 育ててよし」のふじのくにづくりに取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp