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本会議会議録

答弁文書

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平成25年6月静岡県議会定例会

小楠 和男 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:07/26/2013番目)
答 弁 者交通基盤部長


○副議長(渥美泰一君) 長島交通基盤部長。
       (交通基盤部長 長島郁夫君登壇)
○交通基盤部長(長島郁夫君) 天竜川ダム再編事業について、お答えいたします。
 天竜川ダム再編事業は、佐久間ダムに新たな洪水調節機能を確保することによる中下流部の洪水防御や下流への土砂供給による遠州灘沿岸の海岸侵食の抑制に大きな期待ができることから、県といたしましては、これまでも国に対し事業促進を要望してきたところであります。
 国では、平成二十四年度までに実施した吸引による排砂方式の現地での実証実験の結果、当初想定していた効果が見込めなかったことから、今年度これを見直すとともに暫定的な対策としてダンプ運搬による土砂排出を試験的に行うこととしております。具体的には秋葉ダムと船明ダムの下流へ土砂を搬出し、この土砂の河口部までの移動状況や下流部の環境に与える影響などを検討する予定であります。県では、こうした国の取り組みと連携し引き続き天竜川河口部や遠州灘沿岸における土砂量を調査し、その効果の検証に積極的に協力してまいります。
 県といたしましては、天竜川ダム再編事業は莫大な事業費を要するものでありますが砂浜の保全による高潮や津波に対する対策としても重要な事業でありますことから、恒久的な排砂方式の確立とそれまでの間のダンプ運搬による土砂供給の本格実施について、関係する市と連携して国に対し強く働きかけてまいります。
 次に、流域下水道の移管と浸水対策についてであります。
 流域下水道は、河川や湖沼などの公共用水域の水質保全や生活環境の改善を図るための重要な基盤施設であり、市への移管後も継続的、安定的な管理が求められているところであります。このため流域ごとに県、市及び静岡県下水道公社から成る流域下水道県市連絡会議を設置し、市への移管が円滑に行われるよう準備を進めております。具体的には浜松市、磐田市から職員を県に受け入れ、流域下水道の維持管理に関する知識、技術を引き継ぐとともに移管までの整備計画に基づき施設整備を着実に行っているところであります。
 また、浸水対策についてでありますが、西遠、磐南の両浄化センターは第四次被害想定においてレベルワンの津波では浸水は生じないものの、レベルツーの津波が発生した場合には浸水が想定されております。このため今後進める津波対策における施設整備後の浸水想定も踏まえながら市とも協議の上、下水道機能の維持や早期回復を図っていくために必要な対策を取りまとめ、浸水被害に備えてまいります。
 県といたしましては、引き続き浜松、磐田の両市と緊密な連携を図り、流域下水道の移管が円滑に行われるよう万全を期してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp