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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年2月静岡県議会定例会

鈴木 啓嗣 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:02/27/2023番目)
答 弁 者副知事


○副知事(森 貴志君) 希少がん患者の支援についてお答えいたします。
 希少がんの患者と家族の不安を減らし希望が持てるがん医療を推進するためには、がんを診療する病院間の連携強化を図るばかりでなく患者や家族に加え県民の皆様に対しどこで治療を受けることができるのか、どのような治療が行われるかなどの情報を周知していくことが重要であります。
 病院間の連携強化につきましては、第三次がん対策推進計画に基づき県立静岡がんセンターをはじめとする県内十か所の拠点病院を中心として希少がんを対象に遺伝子情報に基づくゲノム医療や多職種チームによる緩和ケア等を実施するとともに、国立がん研究センターが開設した希少がんホットラインを活用し検査及び治療方法などの情報提供、収集に努めております。
 特に希少がんの有効な治療となり得るゲノム医療につきましては、国の指定するがんゲノム医療中核拠点病院である県立静岡がんセンターと県内四か所のがんゲノム医療連携病院、同じく国が指定する小児がん拠点病院である県立こども病院と東京都にございます国立成育医療研究センターがそれぞれ共同して治療や臨床研究に取り組んでおります。こうして多くの知見が得られより多くの医師が診療に携わる環境を整えることで最適な治療に役立てております。
 希少がん治療の周知につきましては、静岡県がん診療連携協議会に昨年十一月新たに立ち上げた希少がん部会によりまして、今後病院ごとの治療実績、病院間の連携状況、希少がんごとの治療情報を県ホームページなどで分かりやすく提供してまいります。またがんと診断されたときの悩みや不安の軽減を図るため、静岡がんセンターで作成いたしました小冊子を県内市町に配付するなど希少がんについての理解を促してまいります。
 今後希少がんの患者と家族が、各拠点病院が設置している相談支援センターにおいて治療や療養生活全般についてきめ細かく相談を受けられますよう努め、また希少がん部会等での専門家の意見を踏まえて必要な施策を検討し次期計画に反映してまいります。
 計画にうたう、がんを患う県民を減らし見つけ治し支える静岡県の実現に向けて、県民の皆様がどこにいても生涯にわたって健やかに安心して暮らしていけるよう引き続き希少がん患者への支援に積極的に取り組んでまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp