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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成29年2月静岡県議会定例会

遠藤 行洋 議員(ふじのくに県民クラブ)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:02/24/2017番目)
答 弁 者健康福祉部長


○健康福祉部長(山口重則君) 子供の貧困対策と食育の推進についてお答えいたします。
 本県は、ふじのくに食育推進計画に基づき、食を知る、食をつくる、食を楽しむことを通しまして生涯にわたり望ましい食生活を身につけ、健全な心と体を培い、豊かな人間性を養うことを目指しております。
 本県の食育は、子供のころから望ましい食生活ができるようにゼロ歳から始まるふじのくにの食育を目標として、食育ボランティアの育成や幼児から中学生までを対象とした食育教室を開催するなど、教育委員会や静岡県健康づくり食生活推進協議会などとも連携し地域における食育活動を推進しております。この中で子供たちが健やかに育つためには、一人で食事をする孤食ではなく家族や仲間と一緒に食事をする共食を進め、栄養バランスにすぐれた食事をとれるようにすることについて指導しております。
 また、栄養バランスにすぐれた生活習慣病対策にも効果のある日本型食生活について親子で学ぶ講習会を開催し、望ましい食生活の指導や啓発に努めております。子供食堂を運営する団体等にも子供の貧困対策の一環として日本型食生活を推奨するなど、全ての子供たちが健やかに育つよう食育の一層の推進に努めております。
 今後とも、教育委員会や食育ボランティア、生産者や関係団体と連携協働し、共食による豊かな人間性の醸成やライフステージに応じた望ましい食生活の普及など食育の推進にしっかり取り組み、「生んでよし 育ててよし」のふじのくにづくりに取り組んでまいります。
 次に、がんの診療体制の整備とがん検診受診の促進についてであります。
 県では静岡県がん対策推進条例を制定し、誰もが適切ながん医療を受けられる医療体制の整備やがんの早期発見、早期治療に不可欠ながん検診の受診率の向上などがん対策の一層の推進を図っております。
 がんの診療体制の整備につきましては、今年度熱海伊東及び富士の二つの医療圏で新たに二つの病院が地域がん診療病院の指定を受け、県内全体で二十二の専門的ながん医療を行う病院が設置されることとなり、県民の皆様が身近な地域でがん治療を受けられる体制づくりが着実に進んでおります。今後も高度ながん治療を行うための機器整備の助成や緩和ケアなどきめ細かながん医療に対応する人材の養成等を行い、地域のがん医療を担う医療機関のさらなる機能の向上に努めてまいります。
 がん検診受診の促進につきましては、市町や企業等と連携した受診の啓発や市町の保健師など受診啓発の中心的役割を担う人材への研修、市町への受診勧奨に関する助言などの取り組みを一層進め、県内全体で受診を推進する体制づくりを強化してまいります。また来年度から県医師会やがん患者団体の女性から成る女性のがん検診受診促進プロジェクトチームによる企業の女性従業員に対する受診啓発や一般県民への受診の呼びかけを積極的に行うなど、受診率のさらなる向上に努めてまいります。
 県といたしましては、今後も引き続きがんの診療体制の整備と検診の受診促進に向けた取り組みなどがん対策を着実に推進し、がん対策推進計画の実効性を高め、条例が目指す県民の皆様が生涯にわたって健やかに安心して暮らせるふじのくにづくりを進めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp