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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成26年6月静岡県議会定例会

池谷 晴一 議員(ふじのくに県議団)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:06/30/2014番目)
答 弁 者交通基盤部長


○交通基盤部長(野知泰裕君) 用途地域外の都市計画決定された道路整備についてお答えいたします。
 用途地域外の都市計画道路につきましては、これまで都市間や市街化区域間を連絡する幹線道路に限定して都市計画決定し整備を進めてまいりました。
 このような中、本年五月に改正された都市再生特別措置法では、都市のコンパクトシティー化を目指し拠点となる区域に都市機能を誘導し、公共交通によるアクセスを容易にする幹線道路や交通結節点へ予算を重点配分するなどの措置を講ずることとしております。こうした地方都市のリノベーションを推進する上で、都市間などを結ぶ用途地域外の都市計画道路についても人や物の動きを活性化し都市の競争力を高める重要な社会資本であると考えております。
 県といたしましては今後も、新東名高速道路へのアクセス道路や、内陸のフロンティアを拓く取り組みにおける地域連携軸となる道路など交通環境の改善を図り、地域の発展を支える用途地域外の都市計画道路については関係する市町と連携しながら整備の実現に努めてまいります。
 次に、富士山麓のスコリア地帯における山地災害対策についてであります。
 富士山麓は富士山の噴出物が堆積した脆弱な地質が広がり、特に富士山の東側に位置する北駿地域では降雨による侵食を受けやすいスコリア層が厚く堆積し、地域の皆様からは山地災害の防止が強く求められております。
 このため県では、渓流の不安定土砂を抑止する渓流工事や崩壊した斜面を森林に再生する山腹工事を実施してまいりました。こうした中、平成二十二年の台風九号やその後のたび重なる豪雨によって崩壊地の拡大や土砂の流出が続いていることから、昨年度、当地域の抜本的な復旧対策を行うため学識経験者や行政関係者から成る検討会を開催し、山腹崩壊の原因分析や対策工法を取りまとめたところであります。
 この検討結果を踏まえ、県といたしましては崩壊の状況に応じて県と国とで分担して復旧対策事業を進めていくこととし、特に大規模な崩壊が進み集中的に対策を講じる必要のある地区については国直轄治山事業の実施を国に働きかけているところであります。
 さらに、森林管理が行き届かず荒廃が懸念される地区については、土砂流出の予防対策として森の力再生事業による間伐などの森林整備を促進し、効果的かつ総合的な山地災害防止対策を進め、地域の皆様が安心して暮らせる県土づくりに努めてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp