• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 本会議会議録 > 答弁文書

ここから本文です。

本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和5年12月静岡県議会定例会

伊丹 雅治 議員(自民改革会議)の 代表質問 に対する答弁

(質問日:12/08/2023番目)
答 弁 者副知事


○議長(中沢公彦君) 森副知事。
○副知事(森 貴志君) 有機農業をはじめとする環境への負荷軽減につながる農業の推進についてお答えいたします。
 国内外でSDGsや脱炭素化の関心が高まる中、本県では化学肥料や化学農薬の削減、有機農業への転換など環境に配慮した農業を推進しており、有機農業の取組面積はこの二年間で百六十ヘクタール増加し五百七十八ヘクタールまでに拡大しております。
 県では、こうした環境負荷を低減する農業を加速するため令和四年度に持続的食料システム実施計画を策定いたしました。今年度計画の実現に向け生産や流通、販売、消費、教育、行政などの関係者で構成する円卓会議を設置し、有機農業の拡大と減肥減農薬栽培への転換そして消費者の機運醸成のプロジェクトに取り組んでいるところでございます。
 有機農業の拡大と減肥減農薬栽培への転換に向けましては、耕畜連携による堆肥の有効利用や農薬の使用が限定されている有機栽培に適した病害虫に強い品種の導入などの支援を行っているところです。今後も天敵を利用した防除手法や有機堆肥の施肥方法の効果を実証するとともに、有機JASの知識を有する普及指導員による生産者への栽培指導を強化してまいります。
 そして、消費者の機運醸成を図るため生産者以外の一般の住民も参加した地域ぐるみでの有機農場見学会、小売店と連携した販売会に加え学校栄養士などの食農教育の指導者を対象とした研修会等の機会を増やし、有機農産物が持つ付加価値の情報発信や普及啓発を担う多様な人材づくりに取り組んでまいります。
 県といたしましては、生産から消費に至る多様な関係者の連携により有機農業の推進など環境負荷を軽減する取組の拡大に努め持続可能な農業の実現を目指してまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp