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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成25年9月静岡県議会定例会

相坂 摂治 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:10/03/2013番目)
答 弁 者経済産業部長


○議長(中谷多加二君) 渥美経済産業部長。
       (経済産業部長 渥美敏之君登壇)
○経済産業部長(渥美敏之君) 国が進める経済対策に対する県の取り組み方針についてお答えいたします。
 本県の景気は、有効求人倍率が全国平均を下回る状況にあるものの、持ち直しの動きが続いており先行きにつきましても輸出環境の改善などから景気回復へ向かうことが期待されております。平成二十四年の製造品出荷額は、速報でございますが二年ぶりに増加したところであり、本県の景気回復をより力強いものにするためには国内外の経済情勢の変化に適応できる多極的な産業構造への転換を図っていくことが必要であります。このためファルマバレープロジェクトを初めとする静岡新産業集積クラスターの推進に加え、環境や新エネルギー、航空宇宙などの成長産業分野への地域企業の参入支援に取り組んでいるところであります。
 本年度、こうした取り組みをより一層加速するため、事業化に向けた研究開発や販路開拓などに重点を置いた新成長産業戦略的育成事業を創設するとともに、制度融資の拡充を図ったところであります。さらに今後具体化される日本再興戦略に基づく施策を可能な限り取り込むとともに、防災・減災と経済成長の両立を目指す内陸フロンティアを拓く取り組みや本県の地域資源の魅力を最大限に発揮する都づくりなどを積極的に推進し、県民の雇用を守り活力ある本県経済の実現に取り組んでまいります。
 次に、水産業の六次産業化の支援についてであります。
 県内各地で水揚げされた水産物の多くは、仲買業者など流通関係者により各地の産地市場から中央市場に集約された後、中央市場から消費地市場などを経由して県内外の消費者に提供されております。
 このような中、産地と消費者を直接結びつける取り組みとして伊豆漁協と清水漁協では、水産物を相互に販売し合うことにチャレンジしており、その一環で去る九月二十二日に「用宗 港なぎさ市」で伊豆のサザエやイカなどが試行的に販売され、好評であったと伺っております。このように複数の産地が連携して行う新しい試みは、県産水産物の魅力を消費者にアピールできる強みがあり、新たな需要喚起や販路開拓につなげる手法として有望であると考えております。
 このため、県では産地間を直接結ぶ流通経路が構築できるよう漁業者や流通関係者との協議に参画するとともに、県内の飲食業や観光業には県産水産物を使うことを売りにしたいという声もあるため、こうした業界とのマッチング機会を設けるなど産地の取り組みがさらに拡大できるよう支援してまいります。
 県といたしましては、産地間連携による販路拡大などの六次産業化に向けた取り組みを支援することにより、水産業の一層の振興を図ってまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp