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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



令和4年9月静岡県議会定例会

江間 治人 議員(自民改革会議)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:09/30/2022番目)
答 弁 者がんセンター局長


○がんセンター局長(内田昭宏君) 静岡がんセンターの医療連携についてお答えいたします。
 静岡がんセンターでは、初診の患者さんに紹介予約をお願いしており、地域の医療機関との連携を担う地域医療連携室がその対応に当たっております。年間紹介患者さんのうち三分の一が診療所から、三分の二が病院からの紹介となっており我が国三大がんセンターの一つとして最善の医療を提供しております。
 県内のがん患者さんのおおむね二割、県東部地域に限りますと五割の方が当院を受診されており、県中西部のがん患者さんでも難治性のがん患者さんの多くは当院に紹介されております。
 議員御指摘のとおり、設計時に想定した一日千二百人の外来患者数は時に千四百人を超え、直近三か月の平均病床稼働率はコロナ禍にもかかわらず九〇%を超えるなど現状の施設、人員での診療能力は上限に近いものと認識しております。
 こうした中、がん診療において県民の期待に十分応えるためには医療連携を通じて各医療機関における役割分担を一層推進していくことが不可欠であり、当院でも積極的に取り組んでいるところであります。
 具体的には、県内のがん診療を担う医療機関で構成するがん診療連携協議会の中に機能別に五つの部会を設置し情報共有や体制整備の検討を積極的に行うなど県内全域でのがん医療のレベルアップ、均てん化を図り一層の役割分担が可能になるよう推進しております。
 また、県内の医療機関に対して医療連携交流会の開催や地域医療連携だよりの発行により連携強化を図り、県中西部など遠方の患者さんに対しては医師と医療ソーシャルワーカーが地域に出向き地域住民や市町の保健担当者等の相談に対応する出張がんよろず相談や昨年度からオンラインによる実施も可能となりましたセカンドオピニオンのPRを実施しております。
 こうした取組を通じて県内どこにお住まいでも高度ながん医療が受けられる体制を整備するとともに、静岡がんセンターにおいては最先端のがん医療や難治性のがん治療の向上を一層推進する体制を整えてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp