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本会議会議録

答弁文書

開催別知事提案議員別代表質問一般質問検索用



平成30年12月静岡県議会定例会

鈴木 智 議員(ふじのくに県民クラブ)の 一般質問 に対する答弁

(質問日:12/12/2018番目)
答 弁 者文化・観光部長


○文化・観光部長(渡邉眞一郎君) 魅力あふれる静岡県立大学実現のための取り組みについてのうち、無期転換ルールの早期実施等による大学事務局強化についてお答えをいたします。
 静岡県立大学では、自主的、自律的な大学運営を行うために県派遣職員の削減やプロパー職員の計画的な採用等により中長期的な視点に立った人員管理や組織づくりに取り組んでおります。この一環として六月定例会において議員から御指摘のありました五年を上限としていた有期雇用職員の無期転換制度の導入につきまして、他の公立大学や団体等の状況も参考として今月中に制度導入のための大学規程の改正を行うこととなりました。これにより通算契約期間が五年となる有期雇用職員等が無期転換の申し込みをしたときには次の労働契約から無期雇用契約となります。なおこれは今年度中に雇用契約が通算五年を迎える職員にも適用される見込みであります。
 また、今回この制度が適用となる職員の労働条件につきましては従来から正規職員と同一の給料表が適用されていることに加え職務内容等につきましてもそれ以前とかわるものでないことから、手当や休暇等につきましても従前と同様とする方針であると伺ってはおりますが、今後職員全体の労働条件を見直す中で改善を検討するよう促してまいります。
 さらに、県立大学では事務局体制の強化に向け今年度新たに職員を五名採用し、プロパー化を進めているところであります。
 県といたしましても、引き続きプロパー職員の採用を計画的に行うとともに、民間企業等の経験者について前職の経験や専門性を生かす処遇を行うなど活力ある組織づくりに取り組むよう働きかけてまいります。
 県といたしましては、本議会でお諮りしている静岡県公立大学法人の中期目標や大学法人が今後策定し、県が認可する中期計画を通じて教職員の任用の促進、教職員の評価制度の改善の促進、多様な人材が活躍できる組織づくりの促進等々今後も魅力あふれる静岡県立大学の実現に向けて支援をしてまいります。
 次に、留学生受け入れ体制強化や調査研究体制充実等のための財政支援についてであります。
 県では、公立大学が求められる適正かつ効率的な業務運営の実施あるいは科学研究費補助金や企業等からの外部資金の確保など静岡県立大学に経営努力を促す一方で、県立大学が国内外から選ばれる魅力あふれる大学となるよう大学運営の基本的な経費や施設整備、さらには大学の重点的な施策の実現に向けた取り組みに対し支援をしてまいりました。
 本議会でお諮りしている県立大学の中期目標におきましても、議員から御指摘のありました留学生の受け入れ体制強化を初めとするグローバル化の着実な推進や地域産業の高度化や新産業の創出等に資する教育研究の推進等を重点目標と位置づけており、県内の他大学等との連携を図りながら目標の達成に向けて取り組んでいくよう求めていくこととしております。
 県といたしましては、中期目標で指示するこうした取り組みの実現に向け本年度末までに大学法人が策定する中期計画の着実な推進が図られるよう効率的で自主的、自律的な大学運営を行うために必要な財政支援のあり方につきまして運営費交付金等の見直しを含め大学の意見も伺いながら検討を進め、静岡県立大学が知の拠点として県民の皆様に支持される魅力的な大学となるよう支援をしてまいります。以上であります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp